讃岐うどんの基礎知識

 このページは、讃岐うどんを堪能する上で最低知っておかなければいけないことを紹介します。これをマスターするとあなたもうどん人の仲間入り。ディープなうどん屋へもどんどん挑戦しよう!

1 讃岐うどん訪問の心得

 ・ 基本的に讃岐うどんは、昼(11〜13時)に食べよう!
 何度も言っているが「麺は生き物」であるために時間の経った麺は、お勧めできない。ほとんどの店の場合、昼に販売することを前提に作っているので、昼に食べることが一番おいしくいただける。ただし、早朝から営業している所や深夜でも麺を打っているところもあるので、訪問の際には営業時間を確認しよう。ただ、讃岐うどんは平日の昼に食べるもので休日や晩飯として食べることは「うどん人」としては許されないことなのだ(私個人の意見ですが・・・)。

 ・ お店のルールに従おう! 
 讃岐のうどん屋には様々な形態のお店が存在する。したがって、お店独自のルールが存在するのだ。ルールを無視した訪問は常連客の反感を買うし、場合によっては親父さんに怒られる。特にディープ系のお店では親父さんもディープなので要注意!
 対策としては、まず他の客の様子をよく観察すること。これでほぼ解決する。しかし分からないときは、質問してみよう。以外にも優しく教えてくれるぞ。注文の仕方・トッピング・料金支払い・出汁の位置・食器返還といろいろと知っておかなければいけないことはたくさんある。

 ・ 食べ終わった後は、さっさと帰ろう! 
 旨い讃岐うどんを食べ終わった後は、早めに店を出よう。余韻を楽しみたいのも分かるが、たいがいの店は混雑しており、店も狭いはずだ。また、相席にもなることが多い。タバコで一服といきたいところではあるが、それは店を出てから。店の回転率をよくすることも「うどん人」の常識。ただし、あわてて食べる必要はない。ゆっくり味わって食べてください。ちなみに私の友人は、あわてて食べていたので親父さんに「ゆっくりでいいよ」と声をかけられた。これはちょっと恥ずかしい。

 ・ 旨くてもまずくても讃岐うどんを食べた喜びを忘れない!

 自分の好みのうどん、好みでないうどんに出会ったときも常に讃岐うどんに対し感謝し、さらなる讃岐うどんを探し求めることが必要。いつものうどん屋で満足してはいけない。


2 お店の形態

形 態 特   徴 支払い形式
一般店 いわゆる普通のうどん屋形式。店員が注文を聞いてくれて持ってきて
くれる。ただし、おでんやおにぎり等の一部はセルフになると事も多い。
客席は十分にあり、休日にも営業していることが多い。
基本的に後払い。おでん等は自己申告になることもある。
価格も他の形態よりも高く設定させていることが多い。
セルフ メニューを注文し、その場所で商品を受け取り、トッピングを選択してテ
ーブルに持っていく。また、麺を自分で温めるところもある。一般に流れ
作業になるので、そのシステムをよく把握しておく。
客席はあまり広くないが、多少はあるところが多い。当然相席になるの
で、他の客のじゃまにならないように注意。
先払いと後払いの場合があるが、先払いのパターンが
多い。また、食器返却口もチェックすること。
製麺所 本業は製麺であり、うどんを製麺所の一部で食べさせてもらっていると
考えておく。したがって、かなりディープ度は高く、施設やトッピングに
期待してはいけない。また、場所もわかりにくい。普通の家の庭でうど
んを食べる風景が少なくない。価格も非常に安く、あり意味これぞ讃岐
うどん。

3 メニューについて

 讃岐うどんには、メニューをみても訳が分からない用語がある。ここでは、よくある難しい(?)用語を説明する。

用  語 説   明
かけうどん いわゆる普通のうどん。熱い麺に熱い出汁、トッピングなし。すべての基本のうどん。
ぶっかけうどん 別に用意された出汁を自分で上からかける。出汁の量はかけより少なくなる。
自分で大胆に出汁をかけると言うことで「ぶっかけ」と言われる。
29番札所、「大圓」はふっかけうどんが有名である。
釜揚げうどん 麺がゆで汁につかったままの状態ででてくる。付け汁につけていただく。
湯だめうどん 麺がお湯につかった状態ででてくる。付け汁につけていただく。
釜揚げとの違いはゆで汁か、きれいなお湯かということ。
冷やしうどん 麺が冷水につかった状態ででてくる。付け汁につけていただく。
釜玉うどん 麺の上に生卵がのっており、出汁を上からかけ卵といっしょにいただく。
しょうゆうどん 出汁をかけずにしょうゆをかけていただく。出汁に惑わされない麺そのものを味わう
にはもってこい。大根おろしがのっている場合もある。
(同)生醤油うどん
麺:そのまま 麺を温めずにゆでたそのままの状態ででてくる。ここから、かけ、しょう油へと発展する。
麺・出汁:あつあつ かけうどんで麺、出汁とも温める。
麺・出汁:ひやあつ かけうどんで麺はそのまま、出汁は熱い。
麺・出汁:ひやひや かけうどんで麺はそのまま、出汁はつめたい。

4 讃岐うどんの脇役

 讃岐うどんの脇役として重要なのが、トッピング薬味である。そのままでも旨いが、これらをうまく組み合わせることで旨さがさらにアップする。しかし、これらにもいくつかのルールがある。自分なりのルールを探すのもいいだろう。

 ・トッピング

 麺だけでは物足りない場合、様々なトッピングが用意されている。お店によってはトッピングが有名なところもある。かといって、あれもこれも取りすぎるのは要注意。
出汁につけていただく場合、油が浮き出てしまい本来の讃岐うどんを殺してしまう場合も少なくない。

 ・薬味

 薬味には、七味・ショウガ・わさび等が用意されているがこれも取りすぎには要注意!特に七味・ショウガ・わさびは少量でもかなりの効果があるものもあり、辛すぎて汗がダラダラっとなってしまう。また、これらは出来れば一種類の使用にしたい。また、ネギ・天かすが用意されている所もあるがこれもタダだからといってとりすぎないように。
あとは自分の好みでどーぞ。