特別企画展(2001年夏号)
暑いですねぇ。今年もやってきました、夏・夏・夏。ということで特別企画展・2001年夏号がオープンいたしました。クーラーのきいた部屋でよく冷えたビールを一杯、友達とビヤガーデンで一杯、海水浴場で日焼けをしながら一杯、花火大会で空を見ながらビールを一杯、キャンプ場でバーベキューをしながら一杯。ということでビールがとてもおいしい季節となりました。2001年夏号は、そんな猛暑をふるうこの夏を、少しでも涼しく過ごしていただくため、「徳島県の滝」をテーマにお届けいたします。ビールでも飲みながら、ごゆっくりご覧ください。
名称 | 住所 | 滝データ | コメント |
雨乞いの滝 | 徳島県名西郡神山町 | 段瀑(3段)、落差45m | 鮎喰川の支流、高根谷川の上流にある滝。阿波十二景の1つでもある。日本の滝100選に選ばれおり、雌雄2つに分かれている。2つの川の合流点にそれぞれ滝があり、雌雄を成して1つの滝壺に流れ込んでいる。雌滝の方は水量が大変多く落差もあるが、雄滝の方は水量が少ないためあまり目立たない。 |
大釜の滝 | 徳島県那賀郡木沢村 | 直瀑、落差約20m | 木頭川の支流、釜ヶ谷川にあり日本の滝100選に選ばれている名瀑。水量が多く、豪快に滝壺に水を落とす。滝壺はその名の通り、大きな釜状になっている。水深は15m。 |
神通の滝 | 徳島県名西郡神山町 | 直瀑、落差約20m | 鮎喰川の支流、神通谷川の上流部にある滝。「じんつうのたき」と読み、その名の通り神へ通ずるような神秘的な滝である。厳冬期に氷結することで有名であったが、最近では全面氷結することはなくなってしまった。 |
轟の滝 | 徳島県海部郡海南町 | 直瀑、落差58m | 海部川の支流にある滝。日本の滝100選に選ばれている名瀑で、垂直にそそり立つ岩壁の間を豪快に落ちる。水量は大変多く、滝壺もかなりの迫力である。晴天の日には、日光が滝までまわり、より美しい姿を見せる。滝のすぐ近くには轟神社がある。滝の上流には多くの滝が存在し、俗に轟九十九滝と呼ばれている。この滝は轟九十九滝のなかで最大の規模を誇る。 |
土々呂の滝 | 徳島県三好郡三加茂町 | 直瀑、落差36m | 半田川にそそぎ込む大藤谷川にかかる滝。「どどろのたき」と読む。水量は多く豪快な滝である。滝壺も広く遊歩道もきれいに整備されている。数年前にニュースステイションで紹介されてから、にわかに人気の出てきた滝である。 |
鳴滝 | 徳島県美馬郡貞光町 | 段瀑(3段)、落差約85m | 剣山へ向かう途中の、貞光川に流れ込む鳴滝谷にある滝。水量はそれほど多くないが、3つの段を刻みながら落ちる。40m、25m、20mの3段を形成し、一番下には小さく浅い滝壺がある。 |