「君はルシファーの羽を見たか!」2011年
「君はルシファーの羽を見たか!」この不思議なタイトルのミュージカルに出てくるルシファーとは、最高の天使でありながら、高慢の罪で地獄に落とされた堕天使です。 明るさの単位のルクスの語源で、光り輝くものという意味をもっており、明の明星の金星は、ラテン語でルシファーと呼ばれています。 かつては世界を席巻した日本のものづくり「Made in Japan」は少し元気がなくなってきました。しかし、手先の器用さ、勤勉さは日本人の特徴であり、いろいろなところで引き継がれています。 このミュージカルはものづくりをテーマに、ひとつ間違えれば堕天使にもなってしまうものづくりをロボットづくりを通して描きました。きしくも今年は大震災にみまわれ、光り輝く科学技術が一転して暗闇に陥れる不幸な事故が起きてしまいました。 しかし驕ることなく、知恵を出し合い協力し、この困難を脱して、早く明の明星ルシファーが輝くことを願っています。
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