第2回太田南地区まちづくり活動報告会

開催日:平成21年2月22日(日)
開催場所太田南コミュニティセンタ−

高松市民のねがい唱和

緑明るい栗林公園 瀬戸のさざ波呼ぶ屋島
わたくしたちは 美しい自然と歴史にはぐくまれ
あすに伸びゆく高松市の市民です

四国の中心高松市を いっそう明るく住みよいまちにすることはわたくしたちみんなのねがいです

そのために わたくしたちは 誓って次のことにつとめます

挨拶

太田南地区コミュニティ協議会
          古澤準一会長

   1 自然を愛し 清潔で美しいまちづくり

   1 人の立場を大切に 迷惑をかけないまちづくり

   1 家庭を明るく 青少年をのばすまちづくり

   1 健康なからだと 心にうるおいのあるまちづくり

   1 働く汗を尊び 力をあわせ 平和で豊かなまちづくり

                                 (昭和55年9月25日制定)

 特別講演:「野島断層からのメッセ-ジ〜震災といのち・人とのつながり」

米山正幸(こめやま まさゆき)さん
北淡町(現淡路市)富島(としま)で被災。
被災現場で富島消防団員として活動。当時29歳。
平成12年2月から北淡震災記念公園勤務。
現在野島断層保存館副館長。

<講演の要旨>

平成7年1月17日午前5時46分、兵庫県南部地震が起こった。
震度7、マグニチュ-ド7.3の大規模な直下型の地震だった。
震源の深さは、13kmから17kmで、非常に浅かった。このことが被害を大きくした。
この地震の特徴は、水平の横の動きもさることながら、上下動の縦の動きが特に大きかったこと。
北淡町では39名の方が亡くなった。内38名が窒息死(圧死)、後の1名の方は、5月に病院で亡くなった。
3700戸の内3300戸が全半壊ならびに一部損壊の被害にあった。
日ごろからの地元住民と消防団員との連携と信頼が、最大限に生かされ、いち早く救出活動を開始することができた。
地域コミュニティの活動を通じて、隣のおじいちゃんは1階の奥の部屋で寝ているなどの状況を、住民も消防団員も知っていた。
だから潰れた家であっても、このあたりに人が埋まっていることがすぐにわかった。
そのおかげで生き埋めになっていた約300人の人全員を、お昼過ぎまでに救出でき、夕方5時過ぎには行方不明者0を発表することができた。

救出活動は、「できることからやろう」と、住民、消防団員入り混じってやった。救助用のチエンソ−を使ったところ、針金や釘があたるとすぐ歯がダメになってこの時は使い物にならなかった。
救出に役に立ったのは、家から持ち寄ったノコギリやスコップ、クワ、バ−ル、ロ−プ、車のジャッキなど。
地元消防団にはいろいろな職業の団員がいて、例えば本職が大工の団員は、「その柱とったらあかん!家全部潰れてしまうで」、電気屋さんは、火花が散っている危険な電線をすばやく処理した。淡路島はプロパンガスを使っていたので、ボンベの元栓をガス屋さんと住民で手当たり次第に閉めていった。そのおかげで富島地区では火事は出さなかった。
神戸では、死者6434人の内500数十人の人が焼死した。
激しい震れで電気・ガス・水道が一斉に途絶えたが、その後起動回復システムが働き、電気が入り充満していたガスに引火し、火事になった。神戸の火事の原因の大半はそうらしい。

北淡町では2件の火災が発生した。平林地区で救出活動をしていた消防車が「火が出た!」という声を聞いて、あわててホ−スを伸ばし、近くの消火栓につないでハンドルを廻したが、水道管が破裂して水は出なかった。
平林地区では地震の半年前までは、消火栓はなかった。防火水槽から水をくみ上げて消火活動をやっていた。
私の友人がこのときホ−スの先を持っていたところ「助けて!」という女性の声が聞こえてきた。それが「助けて!熱い!」になり、だんだんと声が途切れ途切れなって行った。「手の届くようなところで声がしてるんや」、どうすることもできなかった悔しさは今でも忘れられないといっていた。
救出活動の後、「見廻り」という仕事が来た。
震度4クラスの余震は何度もきた。潰れかけている家から避難しない人を、消防団員が3〜4人のグル−プになって1軒1軒頼んで廻った。「体育館みたいな冷たいとこではよう寝られん」「家族以外の人の横ではよう寝られん」というのが理由。
余震のたびに、潰れかけた家は大丈夫か、道は通れるかなどを確認した。
その後やったのが、救援物資の配布。役場で仕分けしたものを、19か所の避難所(3650人)へ配って廻った。
人間というのは、1日半から2日ぐらいは助け合おう、協力し合おうという気持ちは強いが、時が経つにつれて自分中心、家族中心、親戚中心に変わっていった。
最初、食べ物を持っていったときには「小さな子供さんに先にやって」と言っていたのが、ダンダン我先になってきて、何回も取りに来る、取り合いになっていざこざになる。
雑魚寝状態だった避難所生活でも、いびきをかこうが子供が枕元を走ろうが、お年寄りが何回トイレに立とうが文句一つ無かった。それがだんだんと文句が出てきて喧嘩になってしまう。

北淡町役場が作った一人暮らしのお年寄り、老夫婦、障害者の名簿を民生委員と消防団員に配られていた。民生委員がこの名簿をもとに自分の足で口伝えで安否確認をした。
<民生委員の活動>
・一人暮らしのお年寄りの悩み相談
・要介護の方のお世話、入所先の手配
・仮設住宅のマップを作成し、毎日小さな子供の見廻りをした。
<避難所の運営管理>
行政・町内会・消防団の3パタ−ンで管理した。
町内会と消防団が仕切ってやったところはうまくいったが、行政が仕切ったところは上手くいかなかった。住民は行政に対してなんでもかんでも甘えてしまう。

北淡町の失敗が、新潟県中越地震で活かされたこと・・・
1. 同じ地区で暮らしていた人たちが、まとまって生活できるようにした
2. 家族の単位を壊さないようにした(1DK,3DK,3K3種類の仮設住宅)
3. 仮設住宅の中に地区の集会所や診療所を作った
ボランティア
登録された人員8500人(1日最大215人)
個人参加、医療、専門職、企業、住民団体、宗教団体など

ボランティアで大切なのは、代わりをするので
はなく、自立を支援すること。
(あまりにもボランティアが甲斐甲斐しくやってくれるため、北淡町民はボランティアに甘えて何もしなくなった。)
<被害を最小限度に食い止めることができた要因>

. *地震発生が生活活動を始める前の未明であった
. *水道以外のライフラインが何とか機能した
. *火災発生件数が1 件であった( 無風状態)
. *幹線道路が通行可能であった

“減災”はできる!!
. 住宅の耐震性強化
. 水を備える→台所・玄関・窓際など分散して置く
. 避難場所を決める→家族のスケジュ−ルをホワイトボ−ドに書く
. 家具の転倒防止→タンスの上に発泡スチロ−ルのブロックを詰める
. 電灯の落下防止
. 窓ガラスの飛散防止→フィルムを貼る
. スリッパ・笛・懐中電灯→助けを呼んでも聞こえないときに役立つ
. 災害用伝言ダイヤル(171)
 車のガソリンは満タンにしておく→冷暖房付きの避難所になる
 備えあれば憂いなし
☆災害弱者マップ&名簿
プライバシ−の問題で一元管理が無理であれば、
当事者と救済にいける人との間だけでも情報を共有すべき
高知県では、向こう3軒両隣の6軒で共有している地区もある

情報を防災に活かす
. 行政と住民が共通認識を持つ

防災の基本
自分の命は自分で守る!!

 交通環境改善活動実践報告
     交通環境改善活動実行委員会 松岡真紀子実行副委員長

はじめに
<事業取り組みの背景>
・ 市から平成20年度高松市交通マナーアップモデル地区の指定を受けた。
・ 太田南地区は、交通事故とくに人身事故の発生件数が減少していない。
・ 地区を挙げての交通安全への取り組みが十分に
できていない。
モデル地区指定と組織づくり
<実行委員会組織の設立>
・ 5月12日に市役所にてモデル地区指定式に出席
今年度は、築地・浅野・太田南地区が指定された。
・ 5月23日に太田南地区コミュニティ協議会を主管組織にして連合自治会・交通安全母の会・連合喜楽会にて組織した。
・ 5月29日にモデル地区活動推進事業費交付申請
書を提出した。(交付申請額 10万円)
●活動の実施:
・四国88交通死亡事故抑止キャンペ−ン
・交通安全指導者講習会・交通安全教室の開催
・7月号広報誌で事業内容を掲載
・県下一斉無言キャンペ−ン実施
・校区内交通危険箇所の点検
・校区内交通危険箇所現地視察と対策
・反射材着用啓発街頭大キャンペ−ン
・反射材効果体験教室の開催
・冬の街頭キャンペ-ン
・交通死亡事故抑止緊急街頭キャンペ−ン 
●成果と今後の課題:
・自治会、各団体の参加者の交通安全活動にたいする意識向上
・交通危険箇所の情報共有と対策がなされた
●今後の課題:
・交通事故の減少までには住民参加の活動・継続が必要
・危険箇所対策の一層の推進

 部会活動報告

「子育て青少年育成部会」発表者
 小野美津子さん


・朝のあいさつ運動太田南小学校・太田中学校生徒への
             おはよう声かけ

        毎月20日 7時〜8時

・放課後子ども・・教室への協カ:
太田南わくわく教室
             「夕涼み会」

コミユニティ協議会行事参加
 (1)福祉部会「夏祭り」 8月23日(土)かき氷 
 (2)太田南地区震災対策訓練に参加 9月21日(日)
          体育館にてバスタオルを使い防災頭巾作り 
 (3)フェスティバル
部会員各自あんどん飾り出品・ぽん菓子          ・バルーン
   *賞品は多くの人に当たるようにお願いしたい
市の研修会への参加

・20年度事業の反省と課題
協力部員の募集・研修・各部との連携・ネットワークの充実化

「福祉部会」発表者
 前田 光子さん


多くの人との交わりの中で、少しは幸せを感じていただける活動につな
がればと願っております。にかくやってみようが 原点です。

≪第3回 なつまつり≫:多数の方に参加、協力をいただき「なつまつり]も盛大に終える事ができました。舞台の設営については東原工務店様に 会場警備については交通安全母の会の方にお世話になりました。皆様に心よりお礼申し上げます。
≪太田南フェスティバル≫:
行灯の展示と撤収
≪「おりいぶ荘」慰問 ≫:久米敏治さんのハーモニカ演奏と演奏に合わせて合唱, 日舞・歌唱・盆踊り・手遊び(会場全員参加)≪ひとり暮らしの給食サービスの時合唱≫

    「環境・安全部会」発表者
     深田幸夫さん

〇地区防災マップの作成
  現地調査の実施
  検討会への参加

  配付説明会への参加

  アンケート調査への協力
○震災対策訓練への協力と参加 9月21日(日)
  集合訓練の準備・進行の担当

  消火訓練・応急手当・避難所の開設他
○太田たぬきの里まつり・文化祭への参加
   シートベルト衝撃体験車の担当
   防災グッズの展示・説明
○道池堤防に植栽したアジサイの手入れによる
  美観維持活動

課題:2009年度は、テーマを見直し活動する。

 「涯学習・スポーツ部会発表者 
      十川 信孝さん

1,どでかぼちや作り:
   4月 ・参加者募集・親子11組の申し込み・種まき
   5月 ・苗の配付と植栽
   6月〜7月 ・肥料やり・草抜き
   10月 どでかぼちや、サツマイモを収穫収穫祭
2.地区行事の支援
   10月 南っ子カーニバルで毎年度お茶席を設ける
   11月 太田南フェスティバル:竹あかりに負けないよう          な手作りかぼちや行灯を制作
3.コミュニティセンター講座への支援(年間7回)
         男性のための料理教室(3回)
      クッキングくらぶ(4回)
今後も農作業の体験を通じた取り組みを・・・

菱田歩海さん&品川香穂さん

かぼちや行灯の作りに参加した小学生の感想文
<品川香穂さん・6年生>
カボチャの中をくり抜いて、ハロ−ウインの顔を作った。
中にロ−ソクを入れると、顔の目や口からかすかな明かりが見えてきれいだった。
カボチャを植えた畑でサツマイモを掘った。芋を傷つけないように掘るのは難しかった。一生懸命芋を掘った後の昼食はとてもおいしかった。
<菱田歩海さん・6年生>
ランタンは4人の友達と作った。
クレヨンでふたになる部分を書き、ナイフで切ると中から
においがモワ−として臭かった。完成して遠くから見ると、カボチャが大笑いしている顔になっていて、笑ってしまった。広田神社でロ−ソクの灯が入った時は、うれしかった。

   「文化・交流部会発表者
     須田温さん


藤村雅範さん


山田さん
活動テーマ:“なんがでっきょったんかいの!!” 太田南

@太田南の歴史、文化(人・物・自然)について調査、探求。          ・・貴重な話を聞き取り、収集し、纏める。
A住民の皆様と、ふれあい・交流事業に積極的に参加。             ・・各人の活動テーマを選定し、行動にうつす。

○活動記録
@活動記録を太田南地区コミュニティ協議会のホームページに掲載
ANHK「さぬき人・・高松の方言」に藤村さんが出演、報告会
B廣田神社で行われた『ふれあい夏祭り』にサポートとして参加
Cタイムスリップ太田南へ50(ゴー):太田南の50年前はど                のような生活だった
D太田たぬきの里まつり:行灯の標語を記録
E
廣田神社の注連縄(しめなわ)作りに参加
Fうるしのお箸を作って見ませんか?・・・山田さんが太田中の生徒を指導


    「広報部会」 発表者   
       馬場恵美子さん

      

「広報紙作成の取り組み」
毎月食事つきの部会を楽しく仲良くやっている。
   12月お好み焼き
    1月手打ちうどん
    2月ぜんざい
○紙面の説明:発行部数は3900部
  1月1日号:1面年賀状(基本的に協議会関連の記事)
         4面センタ-便り、講座紹介、高齢者教室、女性教室
         2〜3面ごんたくん便り、各関係機関に原稿をお願いし             て残りの紙面を広報部員が担当
○作成の流れ:15日原稿締め切り
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              校正
              印刷
          24日 自治会長宅へ配達 
          月末 各世帯に配達

広報部会」 発表者
久保 隆亮さん

○「おじゃまします」の記事について
     取材先・・・・公共性
       eg.コトデン太田駅、西法寺、光臨寺、広田八幡神社、
          道池、太田郵便局、レインボ−交番、高松南消
          防署太田出張所、太田南小学校、太田中学校
            来何度は部内で検討、皆さんのご意見を・・・
     取材方法・・・訪問、主旨説明
     原稿内容の確認

     広報紙の持参とお礼
足を運んでいろいろな人に会って話を聞くと、地域の知らなかったことがわかり、発見がある。
3月には4月号発行に向けて始動しますので、今後ともご支援を。
閉会の挨拶:太田南校区連合自治会長 大野定男さん