公明党県議団で三好市の被災地を視察をしました

 7月24日午後3時半、三好市の県管理の国道319号線の山城町八千坊では、西日本豪雨により、約40mにわたり路肩崩壊し、倉庫や車が河川敷に崩れ落ちていまhす。
 現場を公明党県議団の長尾と、古川広志県議、古井孝司三好市議で視察しました。
 これには西部県民局の、久保県土整備部長と三好市建設部の小松輝夫工務課主幹らも同行。現状と今後の取り組みについて説明を受けました。
 この現場は、当面道路の山側部分3メートル幅を通行出来るようにしたいとの事で、西日本豪雨激甚災害指定を受けるべく、8月に測量と設計を実施。10月に国の査定がおり次第、工事に着手したいとの事でした。

 2ヶ所目は、県道粟山殿野線の粟山で、50m程路肩が崩落している現場を視察しました。ここは川が大きく曲がっているために、もろに道路側の堤防がえぐられており、応急対策として土嚢を積んでおりました。
 対岸の山側も崩壊していましたが、もっと大規模の崩壊があった場合には川をせき止め、上流地域が浸水する可能性もあったとの事でした。尚、この上流地域は新聞報道されていましたが、民家18世帯34人が市営住宅他に避難しているとの事です。
 ここも先の現場と同様に、激甚災害指定を受ける手続きをとるとの事でした。
 新聞ではあまり報道されていませんが、川沿いの家の多くが、床下や床上の浸水被害や、家の土台部分が流される被害に遭っている事が見受けられました。

 3ヶ所目は、西祖谷山のかずら橋の上流地域、中尾集落への市道で、地滑りにより40mにわたって道路が崩壊し通行止になっている現場を視察しました。
 小松主幹によると、市道は市で対応するが、水抜き等の地滑り対策はセットで、県の支援をお願いしたいとの要望を受けました。
 現場の下流では、本県を代表する観光地のかずら橋にも大きな影響が考えられる事から、県と市と連携して復旧に当たることが大事である事が良くわかりました。
 市では中尾集落の皆さんに、27日に説明会を実施するとの事でした。

 視察中、仕事帰りの住民の方が歩いて帰宅するところに出会い、1日も早く日常生活が出来るよう復旧をして欲しいとの、切実な声をお聞きしました。
 視察は18時に終わりました。