杉並区長寿応援ポイント事業の視察をしました

 8月27日午前10時半から「杉並区役所」を訪問して、議会の会議室で「杉並区長寿応援ポイント事業」について、保健福祉部高齢者施策課長寿応援ポイント担当係長の平井秀朗氏から説明を受けました。

 同事業は平成20年度から、元気高齢者のための新たな仕組みの検討が開始され、長い高齢期を生涯現役で、いかに充実して過ごすかが今後の重要な課題として検討された事業で、高齢者が社会貢献活動や健康増進活動やいきがい活動に取り組むと区内共通商品券と交換出来、この内2割を高齢者の生活支援や次世代支援の活動に活用する「長寿応援ファンド」に寄付する仕組みになっています。

 現在の活動登録状況は、活動数は1267で参加者数は28,507人となっています。
 ポイント交換状況は総数が37,140,000円、ファンド総額が8,352,840円となっています。

 杉並区を視察したのは過日、「文教厚生委員会」で鹿児島県を視察した際に、同県が高齢者施策として杉並区のこの事業を参考にしたとの説明を受けたことから、今回の視察になりました。

 今後、地域包括ケアシステムの構築に際して、徳島県としても参考にして検討すべきと思います。