北海道議会に行って来ました

 3月28日午後2時に「北海道議会」を視察して来ました。

 北海道は3月末でも、「北海道疔」の前や「北海道議会」の前はまだ雪が積もっていました。
 

 始めに「北海道総合政策部地域づくり支援局地域活力移住交流グループ」の芹田雅浩主幹と小本幸治主査から、「北海道未来創造プラン」の地域力増強戦略における地域力向上サポート事業の説明を受けると共に意見交換をしました。新しい公共の場づくりのためのモデル事業で、老年学を基軸に高齢者をはじめとして地域住民がの誰もが参画できる地域づくりの仕組みは徳島県にも参考になると思いました。
 また、地域おこし協力隊の活動状況や定住対策も参考になりました。

 次に「北海道経済部産業振興局環境エネルギー室」の小笠原敏和主幹から「北海道カーボンアクションフォーラム」における取り組み状況について、説明を受けると共に意見交換をしました。
 J-VER制度と国内クレジット制度をマッチングした独自の「北海道カーボンアクションフォーラム」をつくりユニークな活用をしている取り組みに感心しました。

 北海道の森に乾杯との事で、ビール一杯あたりのビールの製造および工場から札幌市内の物流拠点までの輸送を対象にかかるCO2排出量の約5倍をオフセットし、飲んだ分だけ、北海道の森が守られると言う説明には感心しました。

 最後に「北海道環境生活部環境局地球温暖化対策室」の田畑寿幸主幹から、「北海道エネルギーフロンティア事業」の「一村一エネ事業」について説明を受けると共に意見交換をしました。
 これもユニークな活用をしている取り組みで、「登別エコ温泉化プロジェクト」や「とかち夢真冬のマンゴーづくり大作戦」等は北海道らしい工夫の事業で感心しました。
 

 29日の午前11時半に「札幌徳島県人会」の元会長の国岡茂夫氏を訪ねて県人会の活動についてお聞きしました。
 国岡元会長とは10数年前にお会いし、徳島県藩の御典医「関寛斎記念館」が陸別町に出来ている事を教えて頂きました。
 また、国岡氏が武市知事時代に、初代の北海道総領事・陳領事が、旧満州建国大学の武市知事の教え子であった事から案内した歴史をお聞きしました。
 県人会の役割をあらためて認識しました。
 88才ですが精力的にご活躍されておられる事に敬意を表しています。