加減堰撤去工事着工式に参加しました

 1月27日午前10時半から、石井町の加減堰の近くで加減堰撤去工事着工式に、知事や地元行政関係者等らと共に来賓として参加しました。

 吉野川市、石井町、徳島市を流れる全長約26キロの飯尾川は、過去から流域面積71平方キロの水を集め、度々周辺地域に水害を起こしてきた川であり、その改善が求められてきました。

 今回、角ノ瀬排水機場の整備と飯尾川第二樋門の改築、加減堰下流の河道拡幅の三点セットの整備により、加減堰の撤去に向けての環境が整った事から撤去工事が可能となりました。

 式典では知事の挨拶に続き、国土交通四国整備局長、県議会議長らの来賓の挨拶、鍬入れが行われました。

 終了後に場所を石井町のフジグランに移し、加減堰の写真展のオープニングの式典にも参加しました。これまでの飯尾川の災害等のパネルや加減堰の歴史等について詳しく展示されていました。

 政治は古来より、治山治水と言われてきましたが、川の氾濫によって周辺住民の生命と財産が失われてきたことを思うと、災害予防にもっと力を入れなくてはならないと決意しました。