高知県庁の視察に行って来ました

 1月8、9日と高知県議会を訪問し、南海トラフ対策と地産外商の産業振興計画について、担当から説明を受けるとともに意見交換を行いました。

 8日の午後3時から、高知県危機管理部の南海地震対策課の堀田幸雄課長から、高知県における地震・津波対策の推進について説明を受けました。

 平成23年の3.11以後、今すぐできる事などを直ちに実行し、24年3月31日からは最大クラスの津波からも県民の生命は確実に守る、5月10日からは具体的な最大クラスの津波対策を加速させ、8月29日からは津波非難場所の高さなど再点検、12月10日から防災意識のさらなる向上と津波非難対策を総仕上げし、今後は新たな被害想定を踏まえた「対策の見直し」の総仕上げに取り組むとの事でした。

 徳島より太平洋側の海岸線が長い高知県は国が出した津波の高さの想定値は大変高く、その取組みに学ぶ事が多くありました。

 翌9日の午前10時からは中澤一眞高知県産業振興推進部長と澤田博睦計画推進課長から、高知県産業振興計画について説明を受けるとともに意見交換を行いました。

 高知県は平成21年から23年度の第一期高知県産業振興計画の総括を踏まえて、第二期の10年後の成功イメージを描いた計画で、県際間の収支を改善する目標や、今後10年の見通しとして高齢世代の大量退職等により若者の働く場が発生するね但し、人口自然減により経済が縮み、働く場の規模が縮小する、新たに仕事に就く若年層が少子化により減少傾向とかを考慮して、今後10年間の人口の社会増減をプラスにする計画との事でした。

 意見交換で同計画に記載されていなかった、高知県観光の財産としての「よさこい踊り」を県内外の観光客に通年で見せる施設について阿波踊り会館を紹介し、検討してしはどうかと提案させてもらいました。