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県西部視察に参加しました

 5月30日、県土整備委員会の県西部視察に参加しました。

 午前10時に県議会を出発し、11時に吉野川市の吉野川総合内水緊急対策事業「ほたる川排水機場」を視察し、国土交通省の河川担当の副所長から説明を受けました。平成16年の台風23号では床上浸水した地域で、今回の整備で26年度からは床下浸水で収まるとの説明でした。

 次に、美馬市の鳴門池田線の共進から新町工区の緊急地方道路整備事業の現場を視察しました。着工以来14年が経ち、完成年度も不明との説明でしたが、緊急と言いながら完成年度が判らないのは問題だと思います。

 この後、西部総合県民局美馬庁舎で同局の概況説明を受けました。私は橋梁の長寿命化とドクターヘリポートについて質問しました。

 昼食後、午後からはこの春に完成した美馬市寺町にある「美馬市寺町防災交流センター」を視察しました。この地域は住民が避難する場所が無かった事から地域住民の防災拠点となり、喜ばれているとの説明がありました。また、周辺には名刹の寺がいくつかあり、観光の名所ともなっている事から、周辺環境に配慮した寺風のデザインで環境に溶け込んでいました。

 最後に三好市込野の緊急地方道路整備事業の込野観音寺線の現場を視察しました。ここは、国直轄の国道の付け替えから出る切り土を盛り土として利用し、トンネル工事の工事用道路としても使い、その後、地域住民の利便性が図れる道路として利用できるとの事で、国と連携した工事との説明を受けました。