公明党と徳島県知事との意見交換会に参加しました

 12月15日17時から衆議院第2議員会館第5面談室で、公明党と徳島県の「県政重要課題についての意見交換会」が行われ、公明党から山口代表、石田衆議院議員、山本、谷合両参議院議員、公明党県議団の私と大西県議が、徳島県からは飯泉知事、数藤東京本部長、犬伏政策企画局次長らが参加しました。

 冒頭、山口代表が、本日の要望は党として東海、東南海、南海の三連動地震について「東日本大震災を教訓に備えをしっかりしていく」と挨拶した後、飯泉知事から御礼の挨拶があり、「安全・安心な国づくりに向けた重点戦略」に関しての要望書を山口代表に手渡されました。

 この後、知事から説明があり、三連動地震が何時起きてもおかしくないとして来年度予算などで配慮して欲しいと要請がありました。さらに、被害想定の早急な見直しや、減災対策を地方の裁量で行える予算制度、林業や限界集落への支援、妊婦健診、子宮頸がんワクチン予防接種への公費助成の来年度円滑実施などの要請がありました。

 この模様は翌日の徳島新聞や公明新聞にも掲載されました。
 

 また、これに先立ち、午前10時から都議会で、東京消防庁航空隊の久保田清航空隊長、装備技術担当の石塚利久副参事、庁務担当の佐々木直人企画調整部副参事、川上律夫第一飛行隊長らと面談し、同消防庁の防災ヘリの夜間運航についてこれまでの経緯と現状、課題等について説明を受けた後、意見交換を行いました。

 東京都は大島、三宅島、八丈島等の伊豆諸島に住む約2万2千人の都民を抱えることから、防災ヘリの役割が大変大きく、平成13年4月から大島、利島での夜間運航が開始され、現在まで無事故で運航されており、操縦士等も全員都の職員であり、現在25名の職員が24時間三交代制で任務についています。

 操縦士の体調管理や夜間真っ暗な洋上運航技術など大変な取り組みがされている事や、東京都という予算規模の大きい大都市だからできる事であり、現段階ではそれ以外の地域では中々難しい事がよく理解できました。

 関西広域連合でも二千万府県民の助かる命を助ける視点で、その可能性を探る上で質問をさせてもらいましたが、夜間運航の以前は千葉県の館山にある自衛隊に夜間運航をしてもらっていた事や、沖縄でも自衛隊との連携がなされている事を聞きました。本県でも小松島の海上自衛隊との連携も確認する必要を感じました。


 この後、11時半から都議会の近くにある新宿パークタワー7階に、11月22日に本県と本県の産業振興機構が設置した「LED応用製品の東京常設展示場」を視察し、株式会社リビング・デザインセンターの山本重行常務取締役と澁谷弘毅OZON企画グループマネージャー、田尾幹司新産業戦略課長から同展示場の説明を受け、展示されている商品を見て回りました。ラジオや新聞等でも結構反響があるとの事で今後の商談が数多く成立し、県内企業が発展する事を願っています。

 午後1時過ぎから東京都江東区の東京ビッグサイトに移動し、同会場で開催されている日本最大級の環境展示会「エコプロダクト2011」を視察。福田和弘新産業戦略課担当室長の案内で、徳島県内の関係会社10社が出展しているコーナーを視察しました。株式会社FUJIYAの冨士谷ご夫妻や有限会社香宝亭の麻植康夫社長、株式会社ガイアパワーの藤崎耕治代表取締役らから出品商品の説明を受けました。四国では本県のみが出品しているとの事で本県の企業の技術力が大きな評価を受け、商談成立に繋がる事を期待しています。
 

 3日間で18万人が訪れるとの事で、特に東京都内の小中高の生徒の環境教育のために、出展している日本を代表する大企業も、生徒に良く理解してもらえるよう様々な工夫をしている点に感心させられました。

 当初、知事との意見交換会が午後2時からの予定でしたが、急遽知事が戦略会議に出席する事になり、午後5時からに変更になったため、空いた時間を利用して「エコプロダクト」を視察しましたが、大変良かったと思っています。

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