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名古屋市役所と県名古屋事務所を訪問しました

 9月22日に名古屋市役所の上下水道局を訪問し、日本一おいしい水を目指す「名水プロジェクト」について、同局経営本部企画部の筧正人主幹と磯村仁総務課長から説明を受けると共に意見交換を行いました。

 日本一おいしい水なごやをめざす研究会の研究報告をもとに、名古屋の水道水評価、使用実態、おいしさの探求、水源の保全等様々な取り組みをしている事に感心させられました。

 東京都が世界一おいしい水を標榜している事から日本一としたとの事でしたが、徳島県も吉野川や那賀川等の清流を飲み水にしている事や、吉野川市の名水百選に選ばれている「江川の湧水」もある事から、徳島市を始め県内の水道水ももっとおいしい水として取り組みPRすべきと実感しました。

 特に、現在、海外水の消費が増えている事を考慮すると「水の地産地消」を推進する事が大事であり、海外から船で運んできて二酸化炭素を増やす水より、国内の地元の水を水道水として飲む事を自治体が推奨し、自治体の収入増にも繋げる事が大切と痛感しました。

 市役所では会議でもペットボトルで水を出すのを止め、廃蛍光灯のリサイクルで独自で作成したガラスの水容器を会議室に用意して飲むようにしたり、民間のレストラン等にもその容器を置いてもらったりして啓蒙を図っている事にも感心しました。

 また、現在、マイボトルを検討しており、市内の店等で水道水を給水できるようなシステムを検討している事も驚きました。

 徳島県としても県と市町村が連携し、徳島の水のおいしさに取り組み、県内外にPRすべきと思います。

 この後、県名古屋事務所を訪れ、鴨川俊彦所長らから同事務所の事業の現況を聞くと共に意見交換を行いました。

 今年末で徳島と中部国際空港間の便が廃止になる事の影響や、徳島の物産の売れ筋や県人会の状況、名古屋市内での阿波踊りの現況についても聞きました。

 現在の中日ビルに移転してから売り上げが増加したとの報告を受けましたが、今後の取り組みに期待したいと思います。