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奈良県の浄化槽設置事業を視察してきました

 9月24日午後1時30分に奈良県庁を、徳島県環境技術センターの松原副会長と山田副会長と川人事業本部長とで訪問し、奈良県くらし創造部景観・環境局環境政策課の山本尚課長と同課の阿井敏通水環境係主査と面談し、同県の浄化槽設置事業補助金交付対象浄化槽における法定検査前納金制度について説明を受けました。

 奈良県では全国に先駆けて、7条検査及び11条検査3年分の前納制度をこの4月から実施している事を6月議会で取り上げた事から、今回の視察となりました。

 説明では、同制度の経緯、導入時、導入後の課題、問題点等も聞きました。

 9月現在、事務は問題なく行われており、業者・浄化槽管理者などからの苦情などはないとの事でした。なお、まだ、11条検査ま時期になっていないためもあるとの事でした。

 徳島県としても、法定検査を推進するためには、こうした前納制度も検討してみる必要もあると感じました。

 また、一般家庭の浄化槽の法定検査の推進を図る為に、まず、社会的な責任の重さと言う観点から、病院、大型店舗、飲食店等の例えば201人槽以上の浄化槽については総点検し、県として未検査の施設に対して、直接、指導、勧告、命令、罰則と強い姿勢で順を追って実施する事が必要と思いました。

 なお、奈良県では本県のように地元新聞に法定検査の苦情などは一切ないとの事で大きな違いがある事には驚きました。

 9月議会の特別委員会でもこれらの問題を取り上げたいと思っています。