文教厚生委員会県外視察報告
7月15日午後3時に愛知県愛知郡長久手町にある社会福祉法人「愛知たいようの杜」の「
ゴジカラ村」を訪問しました。
4ヘクタールの敷地に、杜の中にある特別養護老人ホーム、訪問看護ステーション、幼稚園、看護専門学校、託児所等を設置する福祉コミュニティです。ゴジカラとは五時から仕事を終えてゆっくり自分の時間を楽しむ事の意味。時間に追われる行き方ではなく、時間に終われない、ゆっくりした人生のあり方の大切さを学ぶ事が出来ました。
16日には、午前に愛知県高浜市にある認定「こども園ひかり」を視察しました。私立の幼稚園と保育所が併設している施設で国から指定を受けた施設で、多くの子ども達の声から元気をもらいました。
この後、名古屋市の「
愛知県立瑞陵高等学校」を視察しました。ここでは、コスモサイエンスコースがあり、環境教育、理数教育、高大連携に先進的な取り組みに感心しました。
午後からは、岐阜県岐阜市にある岐阜公園にある
信長公居館跡整備地の発掘現場を視察した後、「
岐阜市歴史博物館」を視察しました。戦国時代のロマンを感じました。
この後、岐阜市内にある「
岐阜県総合医療センター」を視察しました。医療従事者の確保、機動的、効率的な運営を目指した県立3病院の地方独立行政法人化の取り組み等について院長らから説明を受けた後、院長らの案内で同病院の施設を見学しました。ここでも、看護士不足や産科医、麻酔医の医師不足の課題があり、地方の医療問題の深刻さを実感しました。