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個人視察に行って来ました

 4月14日午後、埼玉県寄居町にある埼玉県環境整備センターを視察してきました。

 保科弘所長と松崎宏副所長に挨拶した後、副所長の案内で資源循環工場共同研究オフィスで同センターの概要説明を受けました。

 埼玉県は海に面しておらず、最終処分場の確保が民間ではなかなか難しい事から、県が民有地を買収、造成して、敷地総面積97.7ヘクタール内にオリックス資源循環他、民間のリサイクル会社7社を誘致した、全国では初めての取り組みをしている施設です。

 ここでは、廃棄物全般、廃プラ、生ゴミ、廃蛍光灯、食品残さ、建設廃棄物、し尿汚泥を固形燃料化、堆肥化、水銀回収、破砕、選別をしています。

 過去に機動隊まで出動した経過がある事から、特に町、県、事業者及び地元協議会とで運営協定を結んで、公害防止、情報開示、監視組織、地域経済の活性化を図る事にしている事は注目すべき点でした。

 この後、埋立地の視察、株式会社環境サービスを訪れ、石橋昭夫工場長の案内で生ゴミ等をリサイクルしている工場を視察しました。

 続いて株式会社エコ計画を訪れ、野原脩顧問の案内でリサイクルの現場を視察しました。

 1時半から4時まであっと言う間に時間が過ぎてしまい、予定の視察が出来ませんでしたが大変参考になりました。

 15日には、杉並区の高円寺にあるNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会を訪れ、武田周吾理事長、城石豊副理事長、冨澤武幸理事、河原一理事と面談し、今年53回を迎える高円寺の阿波おどりについて経過や現状、今後の課題等についてお聞きしました。

 50周年の記念誌を頂きましたが読んで感動しました。町おこしに阿波おどりを取り入れた先人達の苦労が伝わってきました。

 今年二月議会で、高円寺と南越谷の阿波おどりを紹介し、県として全国の阿波おどりをしている自治体に積極的に本場の徳島を売り込み、県外客の誘客を図るべきと指摘した事から今回の視察となりましたが、益々その確信を深めました。

 記念誌の中に「本場を遠く離れ、生活環境や風土の違う東京の地で阿波おどりを根付かせためには、本場徳島の支援が必要不可欠であった。高円寺阿波おどりが盛んになればなるほど、本場徳島は光彩を増す。東京の大観衆は、高円寺の先に徳島を見ているのである。そして、高円寺で阿波おどりが始まって以来、東京周辺では30ヶ所以上の阿波おどり開催地ができた。」と書かれている事に深く感銘を受けました。

 JR高円寺駅では、開催期間前から30日間位、よしこのの演奏を流すようにしている、また、一年間、1時、3時とかの時間によししこのが流れるようにしているとの事でさすがと思いました。私も委員会で徳島空港と徳島駅で流すべきと提案した事から高円寺の皆さんの真剣さにも感銘を受けました。

 今回の視察は今後の議会活動に大変有意義な視察となりました。

高円寺阿波おどり振興協会事務所前