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公明党県議団で長崎の視察に行って来ました

 1月27、28日と公明党県議団で長崎市に視察に行って来ました。

 27日午後3時に、長崎市議会を訪問し、観光振興で一年間で1000万人を集めた全国的にも有名な長崎市の『日本ではじめてのまち歩き博覧会「長崎さるく博’06」』事業について、長崎市文化観光部さるく観光課の水芦嘉子企画係長から説明を受けました。

 長崎への観光客数の動員のために「長崎市観光2006アクションプラン」を受けて、「長崎さるく博06」の実施計画が策定され、「まち歩き」を中心とした市民参加の方式が示され、見事に成功させた経過を聞き、感心しました。

 観光には、温泉、歴史、体験が必要といわれる中で、箱物を作ることなく、温泉も無い中で身近にある歴史的財産を活かしたまちづくりはどこの町にでも出来る振興策と思いました。

 その後4時過ぎに、議会事務局の調査課の田村二葉さんにご案内を頂き、有名な「出島」に移動して、長崎市文化観光部出島復元整備室の山下雅寿室長と平俊隆係長から説明を聞いた後、施設を案内していただきました。

 50年かけて用地を買収し、今後は出島表門の復元と第2ステップの整備を目指し、最終は回りを川と堀で囲み、ほとんど昔の出島を復元するという気の長い計画に驚くと共に感心しました。

 翌28日に10時前に長崎県と長崎市が出資して建設し、指定管理者制度で運営している「長崎歴史文化博物館」を訪問し、統括マネージャーの野間誠二氏から同館の建設の経過と指定管理者制度の状況と課題等について説明を受けた後、同館をボランティアガイドの案内で視察しました。

 映画等でよく見聞きした「長崎奉行」について当時の外国との貿易の窓口であった長崎の役割が良く理解できました。

 徳島県は観光客の宿泊数が下から2位であり、温泉も無く、歴史的な施設もそんなに無い中、どうやって観光振興を図る事が出来るか私もしっかり取り組んでいきたいと思います。

→日本ではじめてのまち歩き博覧会「長崎さるく博’06」のHP
→蘇る出島のHP
→長崎歴史文化博物のHP

長崎歴史文化博物館玄関前で