公明党県議団で高知へ行ってきました
5月14日、15日と公明党県議団で高知県の高知駅周辺都市整備事業とパークアンドライドとバイオマスの取り組みについて視察してきました。
14日には高知駅周辺都市整備事務所を訪れ、岡本敬一郎所長らから同事業の説明を受けた後、高架になった高知駅周辺を視察しました。駅ホームの屋根は県産材を使ったユニークな駅で、環境にも配慮した素晴らしい駅でした。所長は、当初は汽車から汚水が垂れ流される等の誤解もあり、一時事業が中断した事や最近では一部の地域から生活再建や環境美化の問題もあったが全てクリア出来、この度のほぼ同事業が完了する事は感慨深いとも語っておられました。
旧駅は解体中でしたが、駅北口は開発ラッシュと言ってもいいくらい新しいビルや家が建てられ、活性化されていることが良く判りました。高知県民が誇りを持てるシンボルとなる事は間違いないと思いました。
上の写真は同整備事務所前で所長らと撮った写真、もう一枚は新駅からアンパンマン列車と後ろは解体中の旧駅
この後、高知県の交通政策課の前田課長補佐らと駅前から土佐電鉄の電車に乗って、県立美術館通りの停車場の横にあるパークアンドライドの駐車場を視察しました。これは、高規格道路の未着手の空間を利用して周辺の人がここまで来るまで来て、電車に乗り換えて高知市内中心部に移動するシステムで、駐車場のキャンセル待ちするくらい好評との事でした。
上の写真は美術館通りの駐車場前で撮ったものです。
15日には午前中に高知県議会を訪れ、高知県森林部木材産業課の岩原チーフから高知県内のバイオマス事業について説明を受けたあと、高知県工業技術センターを訪れ、西内豊所長、本川高男次長から同センターでのバイオマスに関する研究や取り組み状況について説明を受けました。原油高の問題や外材の高騰等から国内産の木材の需要や利活用が求められるものの、安く便利と言う点では油と比べて課題が多いこともよく理解できました。
しかし、環境面や県産材の利活用や雇用の拡大等を考慮すると条件が整うところから推進していく事が大切である事も理解できました。