経済委員会県南部視察に行って来ました
5月7日、8日と経済委員会県南部視察に行って来ました。
7日には、午前10時50分阿南市山口町の四国化工機株式会社阿南食品工場を視察しました。全国の豆腐の3%を生産しているとの事でした。原料の大豆がアメリカ産や中国産を使っており、原材料の価格が倍になっているが豆腐の売値は維持しており、厳しいとの事でした。なお、街中の豆腐屋は2万あるとの事で全国のシェアの90%位を占めているとの事でした。
午後からは那賀町木沢支所で、平成16年台風被害の復旧状況と林業プロジェクトの説明を受けた後、16年に被害を受けた大用知地区を視察しました。平成16年被害後、直ちに現地を石田代議士らと訪問した際には二次被害も想定され、入れなかったのですが被害の凄まじさをあらためて実感しました。
左・四国化工機株式会社阿南食品工場にて 右・大用知地区にて
続いて那賀町水崎の林業プロジェクトの現場を視察、杉を伐採して林道に引き出し、一定の長さで切り出す機械の三点セットの実演を見学しました。4名の若い人で動かしていましたが、若い人の雇用が図れれば素晴らしい事だと思いました。
この後、美波町の南部県民局で同局の南部振興策等の取り組みの説明を受けました。
8日には午前10時20分より牟岐町の東西電工株式会社を訪問し、同社の社長と専務から同社の事業についての説明を受けた後、工場を視察して回りました。コンデンサーを始めLED関連製品をつくっており、全国的にも健闘している状況が良く判りました。
左・水崎の林業プロジェクト見学 右・東西電工本社にて
午後1時には、阿南市桑野町にある県立阿南テクノスクールを視察し、同スクールの取り組みについて校長や副校長、教頭から説明を受けた後、自動車整備とOAの研修の状況を視察しました。人材育成の大切さを実感しました。
午後2時20分には阿南市那賀川町にある阿南市立図書館で、阿南市上福井地区での県営経営体育成基盤整備事業の説明を受けた後、上福井のポンプ場を視察しました。120近い地権者の理解と協力のもと効率的で地区内に道の駅も作った関係者のご努力に敬意を飛揚する次第です。
左・
県立阿南テクノスクールにて 右・上福井のポンプ場にて