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徳島県東京事務所を視察してきました

 3月28日午後3時、徳島県東京事務所を視察してきました。竹原千裕次長から同事務所の課題について説明を受けました。

 港区虎ノ門にある県物産センターの立ち退き問題について、東京都の都市計画道路と、完成すれば東京都では一番高い250メートルのビル建設の時期について説明を受けました。道路はマッカーサー道路とも呼ばれており、戦後すぐに計画されたがなかなか進まなかったようです。

 今年度一杯で立ち退く事になっており、ビル建設の時期は当初22年との説明もあったがなかなか難しい状況で現段階でははっきりしていない。地権者達は高齢になり、早期の着手を望んでいるとの事でした。

 従って、県の物産センターも新しく建てられるビルの中に引き続き設置した方が良いのかどうかは現段階では判らないとの事でした。四国では香川と愛媛が合同で設置しているが高知は県としては設置していません。

 ビルには地権者用のマンションやホテル、商業施設等が入り、1万人が居住するビルになるとの事でした。

 物産センターには県内の中小企業の東京での営業活動の拠点として、貸しブースを設置しているが、これも今年度で終わる事になります。平成8年に経済委員会の副委員長の時にこのセンターが完成し、開所式でテープカットした事もあり、以来12年になりますが思い出深い施設です。

 さらに、県人会の現状と課題についても説明を受けました。高齢化が進む中で、先日、4人の若い県人が中心となり、渋谷で200人が集まる会が開かれたや、今後若い世代による県人の交流を図って行く事が大事ですとの話がありました。

 新年度は経済委員会の委員としてこうした問題にしっかり、取り組んでいきたいと思います。