環境対策特別委員会で質問しました
12月10日の環境対策特別委員会で次の質問をしました。
質問1.3年以上の未受検浄化槽の立ち入り指導の状況を聞くと共に、来年度も引き続き取り組みをすべきと指摘し、先の委員会で奈良県の視察から提案した法定検査の予納制度の検討状況を聞き、実施の意思の有無を質問しました。また、那賀町での新しい取り組みについて、県の支援の具体策を聞きました。
答弁1.来年度も51人槽以上の立ち入りをする方向であるが、何年以上かは検討中。予納制度は実施する方向で、納付期間は市町村とも協議して検討したい。那賀町も近々関係者による協議会が開催されるが、県としても支援したい。
質問2.文教委員会では県下の高校の古紙類のリサイクルが53.9%であり、100%と0%のところがある事を取り上げ、早急に0%のところを指導すべきと指摘したが、その後の指導状況を聞くと共に、小学校と中学校のリサイクル状況について質問しました。また、判らないなら2月議会までに調査して報告してもらいたいと要望しました。
答弁2.0%の高校については早急に指導する、小・中学校については調査していないが指摘を受け、2月議会で報告する。
質問3.第二期徳島県廃棄物処理計画のごみ減量等目標値について、一般廃棄物と産業廃棄物の目標値の達成見通しを質しました。また、平成23年度からの第三期計画の策定についての見通しも質問しました。
答弁3.それぞれの項目について報告があり、計画も来年度5年計画で策定する方向である。
質問4.沖洲処分場について、廃止の目処と今後の利用計画について質問しました。
答弁4.水質等の調査もあり、まだ基準を満たしていない事から維持管理中である。現在は一部トラックの駐車場として利用している程度である。今後の利用計画は現段階では立てていない。
質問5.本県の阿波尾鶏が生産200万羽を突破し、全国一となり、300万羽を目指す本県の養鶏農家から出る鶏糞の処理について、堆肥として利用しきれない鶏糞について電力会社等で燃料として焼却出来ないかを県として支援する必要があると思うが、県としてどのような取り組みをしているのかを質問しました。
答弁5.ご指摘の通りで、四電エンジニアリングを通して四国電力の発電所での焼却も検討してもらったが、臭いの問題があり、その後進んでいない。また、製紙会社での処理も検討したが難しい。しかし、何らかの検討が必要であり、引き続き検討したい。
質問6.過去のこの委員会で取り上げた県内産砕石の優先使用について、今年1月23日に県は文書で通達を出したが、現場で機能しているかどうかを確認すると共に、より具体的に明示すべきと指摘しました。
答弁6.先に報告したように県内の使用は増えているとの認識はあるが、再度確認したい。また、指摘の件についても検討したい。