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環境対策特別委員会で質問しました

 10月13日、環境対策特別委員会で下記の質問をしました。

質問1.オンリーワン徳島行動計画で、汚水処理の目標に対する達成状況を質問。

答弁.公共下水道は県土整備部、農村集落排水は農林水産部、浄化槽は環境総局からそれぞれ22年度の目標は達成できる。

質問2.6月議会の委員会では未検査等に対する罰則の例はないとの事であったが、一般家庭の浄化槽については、直ちに厳しい対応は難しいとしても、51人槽以上の規模の事業所等については、社会的な影響や責任も多い事から、まずは51人槽以上のところから未検査や不適正や改善しないところには、毅然と法律どおり、指導、勧告、命令、罰則を実施すべきと思うが、するのかしないのかと質問しました。

答弁.この9月から51人槽以上について30数箇所立ち入り検査を実施した。さらに200数箇所予定している。今後、51人槽以上の規模の大きいところについて、法律どおり、指導、勧告、命令、罰則を実施していきたい。

質問3.先日、奈良県庁を視察し、全国初の法定検査について、予納制度として補助金を受けて設置した際に3年間分の検査料をこの9月から実施しており、説明を受けたが、本県としても予納制度を検討すべきと思うが、検討するかしないかを聞きました。

答弁.今後、検討したい。

質問4.水質汚濁法に基づいて、日間平均排水量50トン以上で県管轄の施設の354ヶ所の内、立ち入り検査が306ヶ所であり、残りの48箇所が未実施であるが、立ち入りしなかった理由と昨年度は実施したのか。また、法律で毎年でなくとも県として2年に一回と定めて立ち入り検査すべきと思うがどうか。 対象施設の排水処理の中には大規模浄化槽も多数含まれていると思うが、立ち入り下際に、法定検査の実施の有無や浄化槽法上の遵守事項は確認しているのか。水質汚濁防止法と浄化槽法も法律の目的は公共用水域の水質保全である事から、環境管理課はゴミゼロ推進室と縦割り行政を排し、連携を取り、対処すべきと思うがどうか。

答弁.理由は幾つかある。立ち入り検査は2年に一回は実施したい。確認はしている。今後は連携して対応したい。

質問5.県土整備部も農林水産部とも元請業者に対する優良表彰制度があるが、下請け業者に対する表彰制度はない。国交省では下請け業者の表彰制度があり、本県としても技術力の励みやレベルアップを図る為に早期に検討すべきと思うがどうか。

答弁.県土整備部も農林水産部からは良い提言であり、前向きに検討したい。

今回、法定検査の実施に関して不公平感を解決するために、まず、大規模の浄化槽施設に関して具体的な法律に基づく対応を求めたが、環境総局として一歩踏み込んだ答弁がありました。今後の対応を注視したいと思います。
 また、表彰制度も一日も早く実施されるよう両部の取り組みを注視したいと思います。いずれにしても、11月議会、2月議会でも取り上げていきたいと思います。