交通交流対策特別委員会で質問しました
3月11日、交通交流対策と区別委員会で、初めに、過日の委員会で板野ICと藍住ICとの乗り継ぎ問題を取り上げ、知事が国土交通省に要望したと同様に県議会としても国に対して強く要望すべきであり、委員長の方で善処して欲しいと要望したことに対して、委員長から、この17日に四国横断自動車道と徳島自動車道の議員連盟の代表が上京して要望する事になったとの報告に対して委員長に感謝の意を述べました。
この後、知事の県外観光客の誘客倍増発言に対して県の取り組みについて、次の質問をしました。
問1.本県最大の観光資源は阿波踊りである事を指摘し、東京の高円寺の阿波踊りが120万人、埼玉県の南越谷では50万人を集め、全国で約80箇所で阿波踊りが実施されている事を紹介して、高円寺では「徳島でも阿波踊りをしているのだ」との声を紹介して、本場の阿波踊りをそこで何らかのPRをして徳島へ来てもらう工夫を県の観光戦略として、東京、大阪、名古屋の県事務所とも連携を取り、7月から10月までに開催される阿波踊りの各会場で積極的にPRすべきと指摘しました。
また、農林水産部の新鮮なっとく号を高円寺や南越谷でPRした事の有無を聞くと共にそうした阿波踊りの会場でPRすべきと指摘しました。
さらに、県や観光協会のホームページで阿波踊りがわかりにくい事を取り上げ、改善するよう指摘しました。
答1.ご指摘の通りであり、県としても今年の全国で開催される阿波踊りに対して本県への観光客誘致の対策を検討して実施したい。
高円寺と南越谷には行った事がないが今後検討したい。
ホームページの改善についても担当課と検討したい。
問2.徳島空港が今回、徳島阿波踊り空港と命名された事を機に、新空港ターミナルビルに飛行機が到着した際に阿波踊りの音楽を流すようにして、県外客が徳島に来たんだとの思いを感じてもらえるようにすべきと提案しました。また、県内の人には徳島に帰ってきたとの実感も持てると指摘しました。
併せて、JR徳島駅にも列車が到着した際に阿波踊りの音楽を流すようにと提案しました。
答2.ご提案は良いアイデアと思う。新空港ターミナルとJR徳島駅の関係者にも議会で提案があった事を伝えたい。
問3県外客の誘客にはテレビや映画の効果が大きい事を映画「眉山」や「バルトの楽園」、今年後半のNHKの朝の連続ドラマ「ウェルかめ」等を紹介し、徳島県ロケーションサービスの取り組みを質問しました。
答3.ロケーションサービスの取り組みの効果は出ている。現在も旅番組等でロケがかなり既に実施されている。
問4.観光客の誘客とともに大事なのは各種のコンベンションの誘致であると指摘し、観光協会のみに任せるのではなく、県の各部総力を挙げて国体や国民文化祭等の全国大会の誘致に取り組むべきと指摘しました。.また、四国では有利な助成制度の周知もさらに図るべきと指摘しました。
答4.県として各部とも連携を取り、全国大会を誘致できるよう取り組みたい。助成制度もさらに周知していきたい。