県土整備委員会で質問しました

6月12日、県土整備委員会の事前委員会で4点質問しました。質問の概要は以下の通りです。

1点目:入札・契約制度の改正及び運用の改善について。四半期毎に出している入札物件項目一覧に国は想定金額を記載しているが、本県は記載が無いことを取り上げ、県内の企業が身の丈にあった物件に入札できるよう、来年度から記載するよう求めました。

A:部長と建設管理課長からは、他県の状況や県内企業を調査して早期に対応したいとの答弁でした。

2点目:制度の改善について。県が業者に提出させている実態調査票の中に、主任地質調査員は大卒や高卒で実務経験が何年と記載されているが、中卒は標記が無い事を指摘。建設業界の人材確保が困難な状況や待遇の面で定着しない事を指摘して、中卒も実務経験何年と来年度から改善を求めました。


A:建設管理課長から適切な提案であり、関係者の意見も調査して、早期に改善したいとの答弁でした。

3点目:道路やトンネルの照明の件。低圧ナトリウムランプが2019年3月で販売中止、水銀灯は2020年12月31日製造終了、蛍光灯も2020年に向けて製造終了を迎える見通しの中で、県道には水銀灯やナトリウムランプが幾つあるのか?
 また、この対応をどのように考えているのか?
 さらに他県ではエスコスキーム事業という方法を実施しているところもあると聞いているが、どのように考えているのかを質問しました。

A:道路整備課長からは、現在、県道の水銀灯は1500ヶ所をLED化。残りは7000ヶ所で、低圧ナトリウムランプも高圧ナトリウムランプに替えているところである。
 エスコスキームは、県内産のLEDを優先使用する事と、LED化で思うほど電気料金が削減されないとの分析もあり、慎重に検討したいとの答弁でした。

4点目:交差点信号機に、地点標識の設置問題を質問。近畿地方整備局管内の府県は、交差点の信号機に地点標識が設置され、字の大きさも30センチで統一されている。車の運転手からも通行する人からも大変分かりやすい。本県はほとんど交差点の標識は設置されておらず、県外からの運転手からは分かりにくいとの指摘を紹介。2020東京オリパラを迎えるに際して、本県も国や市町村とも連携を取り、関西広域連合の一員としても、先ずは東部県土整備局管内でモデル地区を選び、交差点の標識設置を四国の中で一番に図るべきと提案しました。

A:道路整備課長からは、他県も調査して検討したいとの答弁でした。