文教厚生委員会で質問しました
9月12日の文教厚生委員会の事前委員会で、次の質問をしました。
保健福祉部では、地方独立行政法人徳島県「鳴門病院」の平成28年度に係る業務の実績に関する評価結果について、黒字が4年間で当初目標の2億7千万円を大きく下回る178万円になった理由を聞きました。
何点か理由の説明がありましたが、ずさんな目標であったと言わざるを得ない、今後の取り組みを注視していると述べました。
6月議会で「鳴門病院」の透析が午前中のみしかなく、病院経営を考慮すると午後も実施すべきとの提案しましたが、その後の検討状況を質問。
担当から9月より月、水、金の午後に実施しているとの報告がありました。
教育委員会では、全国ニュースとなった、SNSを使った三好署の女子中学生の成りすまし事件を見取り上げ、21歳の被害者女性が無実で19日間も同署で拘留された事に思いをはさねばならないと述べた上で、この事件は何処でも起こり得る事である事から、県教委の見解を聞くと共に、6月議会で質問した、県内の女子高校生がスマホを使って友人の下着姿を公表した事件のその後の状況を質問しました。
また、定時制高校生徒で幼子を持つ生徒の授業中の預かり体制を検討すべきと提案しました。
担当から、現場の校長にも連携を取り、ニーズがあるかどうか調査して対処したいとの答弁がありました。
現場の様々な問題解決の為には、県内のスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの増員が大事であると指摘。現在の配置実態と配置目標を質問しましたが、カウンセラーは7名増えてるいるが、ソーシャルワーカーの増員は検討中との事でした。
消費者庁の誘致を求める本県として、消費者庁の職員組織を県庁に設置して、先ずは高校教育の中で消費者教育を徳島県から先進的な取り組みを始めたいとの報道を受け、県として何を具体的に取り組むのかを質問しました。
県からは「エシカル消費(人や環境に配慮した消費)」を取り上げたいとの答弁でした。
併せて、「徳島県司法書士会」の会員に県立高校への出前法律講座について質問したところ、担当から知らないとの答弁があった事から、その認識は問題であり、教育長はこの事をどう思うかと質問。
教育長からは申し訳ないとの陳謝がありました。
私は、弁護士や司法書士会等に力を借りて、高校生達に社会に出る前に教えておく事が大事であると指摘しました。