経済委員会で質問しました

 2月9日の経済委員会の事前委員会で下記の質問をしました。

 まず、労働委員会の11月定例会で、労働委員会から報告のあった相談件数や調停の状況等について、議会への報告だけでなく労使の関係者や県民に公開すべきと指摘した件について、検討するとの答弁だっので、その後の検討結果を聞きました。

 労働委員会として、労使トラブルの発生を未然に防ぐことは発生後のトラブル農林水産部解決に劣らず重要な事であるとの認識を示し、3点の取り組みとして、
1点は使用者向けチラシを作成して、実際にあった相談事例を参考にトラブル事例とそれに対応する予防策をまとめた使用者向けのチラシを作成し、労使トラブルの未然防止し役立てる。
2点は、労働委員会のホームページに使用者向けのチラシの内容を掲載し、使用者に有効活用してもらうとともに情報提供を行う。
3点は使用者団体への周知を業界団体の総会・研修会等において、企業経営者等にチラシの活用を呼びかけ、労使トラブルを未然に防ぐ為の方策を知ってもらうとともに労働委員会制度の周知を図る。
との答弁がありました。

 画期的な対応だと評価したいと思います。

 商工労働観光部では、この度中小企業庁が50年ぶりに、手形払いについて原則は現金払い、手形の期間は120日から60日に短縮するとの方針を出し、総理もこれを政府として取り組むと答弁したことを紹介。本県でも県発注の事業の元請から下請に対する支払いの、現金払いを促進する方策の検討を要望しました。

 県としても今後検討するとの答弁がありました。