商工労働観光部の審査で質問しました

 12月7日、経済委員会の商工労働観光部の審査で、平成29年度に向けた商工労働観光部の施策の基本方針の説明を受けて、次の質問をしました。

1点は、プロ野球ナイター公式戦誘致について。
 鳴門球場の条件整備が完了する30年4月を目指して取り組むべきと指摘しました。

部長からは、それに向けて努力したいとの答弁でした。

2点は、「とくしま障がい者雇用促進行動計画」(第4期)案について。
 計画の策定の文章の中に、今年4月に施行された「障がいのある人もない人も暮らしやすいとくしまづくり条例」や、国の差別解消法も入れるべきと提案しました。また、合理的配慮を行政や企業に促進するよう求めました。

 担当課長からは、行動計画策定の委員会の会長とも相談して早急に検討したいとの答弁でした。

3点は、都市部からの人材還流について。
 過日の神山町のサテライトオフィスの視察の際に、誘致企業の社長から住宅の不足が指摘された事を紹介して、県の県土整備部と政策創造部と商工労働観光部と市町村とが連携して対応するシステムを構築すべきと指摘しました。

 部長からは、県土整備部が空家の利用システムを検討しており、今よりも一層連携を取り対応したいとの答弁でした。

4点は、攻めの海外販路開拓推進について。
 東南アジア諸国に対するトップセールスの現況と、阿波おどり連の派遣状況を聞くと共に、過日の秋の阿波おどりの効果と阿波おどり通年化の加速の取り組みを質問しました。

 担当課長からは、最近、副知事がアジアの国を訪問したり、徳島県のビジネスチャンスの拡大に取り組んでいる。秋の阿波おどりは昨年以上の参加数と新規の事業も実施した。阿波おどり通年化についてはアジアの春節の受け皿として冬の阿波おどりの実施についても需要等の調査をして、検討したいとの答弁でした。