農林水産部の審査で質問しました

 6月20日の経済委員会・農林水産部の審査で3点質問しました。

1点は、鳥獣対策について。
先ず、鳥獣による県内の被害はどれほどか?
鳥獣の天敵は猟友会であり、県内の会員の推移はどうか?
年代別の実態はどうか?
市町村が、鹿や猪の駆除の依頼の参加者の規制緩和促進を図るべきと思うがどうか?
解体施設を、県央部にも設置すべきと思うがどうか?
全国で開催されている「狩猟丸わかりフォーラム」を本県でも早期に開催すべきでは?
との質問に、

 担当課長から、26年度の被害総額は1億2345万円、猟友会会員は昭和53年度は6537名、平成27年度は2396名、60歳以上が73%、30歳以下が1.5%、規制緩和はさらに推進する、県央部も検討したい。「狩猟丸わかりフォーラム」は早期に開催したい、との答弁がありました。

2点は、放置竹林対策として、竹チップボイラーの導入について、次の質問をしました。
放置竹林の状況把握と整備計画の有無は?
県の工業試験場や農林水産総合センター等が協力して、竹チップの標準化、排気や灰成分の検査をし、より精度の高い取り組みとなるよう指導したり、県所有のチッパーなどの林業機械などを貸与し、竹の燃料化を支援できないか?
又、県施設で竹チップボイラー導入の検討は?
こうした取り組みへの県独自の支援策は?
との質問と、全国モデルになれば知事の言う一石三鳥になると指摘しました。

 担当課長から、整備計画は無い、今、状況の把握の段階、その他の質問には今後検討したいとの答弁がありました。

3点は、県漁連や吉野川河口部組合から要望を受けた、県ブランド水産物の「すじ青のり」について、吉野川河口に土砂が広く堆積しており、すじ青のりの生産に影響が出ている事を指摘して、所管の国交省や河口沖の漁業関係者や鳴門市・松茂町・徳島市川内町の鳴門金時生産者等の関係者との調整と後押しを質問しました。

 部長からは、まだ、県にそうした要望は出ていないが、出てくれば、難しい問題もあるが、総合的に調査をして対応していきたいとの答弁がありました。