経済委員会で質問しました

 6月17日の経済委員会・商工労働部の審査で、3点の質問と1点要望をしました。

 質問の1点目は、先の徳島で開催された「全国ろうあ者大会」を取り上げ、知事が挨拶を全て手話で行い、関係者に大きな反響を呼んでいる事を紹介。「障害者差別解消法」に伴う合理的配慮や、県の「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい徳島づくり条例」の施行に伴い、今後、パラリンピック等を始め、県内への障害者のイベント誘致に際して、県内のホテル・旅館に聴覚障害者には「耳マーク」の表示や車椅子利用可能なトイレの設置などの民間への働きかけを関係部局・課で協議をすべきと指摘しました。
 併せてその際に、公的支援も検討すべきと指摘しました。

 商工労働部長からは今後、関係部局と協議したいとの答弁がありました。

 2点目は、委員会で、美波町の古い風呂屋や家屋を改築して都市部から移転してきた会社を視察した際に、社員の住居の確保が難しいとの声があり、市町村と県とで支援するべきとの指摘。

 今後、企業の誘致と住居をセットで取り組みたいとの答弁がありました。

 3点目は、国会では谷合正明参議院議員が、県では古川県議が取り上げた徳島県版政労使会議の開催についての現状を聞くと共に、県内の中小零細業者の声や実態を県がしっかり取り上げ、反映させるべきと指摘しました。

 会議の一員でもある部長から、これまで2回の会議が開催されたが、現場主義で県内の中小零細企業の実態を踏まえて臨みたいとの答弁がありました。

 要望として、定時制通信制生徒にも昼間部の生徒と同様に、求人情報を出すよう商工団体に県から要望して欲しいと伝えました。