文教厚生委員会で質問しました

 7月2日の文教厚生委員会の保健福祉部の審査で次の質問をしました。

 まず、2月定例会で提案した全ての障がい者の情報アクセスコミュニケーション保障条例について、第1回の検討委員会を開催したことを評価すると共に、全国初の条例の肝は情報コミュニケーション保障と思うがどうかと確認し制定の時期について質問。課長からはコミュニケーション保障も大きな柱の一つである、制定の時期は言えないが、なるべく早い時期に制定したいとの答弁でした。

 二点目は、以前、質問した貧困の連鎖を絶ちきるための生活保護家庭の生徒の学習支援について、その後の取り組みを質問しました。

 課長からは、健全育成相談員を1名配置した、今年度に東部圏域でモデル地区を選び、埼玉県のように元教員や大学生に依頼して10名程度の生徒を公民館等で学習支援を実施したいと考えているとの答弁でした。

 三点目は、最近、社会問題になっている認知症高齢者の県内の現状と警察や市町村との連携について質問しました。

 課長からは、現在、県内には認知症高齢者は65才以上の15%とすると3万2000人で、行方不明者は平成25年には死亡も含め91件との報告がありました。

 また、認知症サポーターが全国でもっとも少ない事を指摘して今後の取り組みを質問しました。

 課長からは、今後サポーターを3年間で3倍の5万人に、講師のキャラバンメイトを同じく3倍の1500人を目標に頑張りたいとの答弁でした。警察と市町村との協議は6月10日に開催して近々、具体的な対策を発表したいと考えているとの答弁でした。