環境対策特別委員会で質問しました

 6月25日の環境対策特別委員会で下記に質問をしました。

 1点は、過日、岐阜県海津市の浄化槽の保守点検現場と清掃の現場を視察し、浄化槽の点検記録票と清掃記録票でチェックしながら進めている事と紹介すると共に、岐阜県環境整備事業協同組合と県庁の担当課を訪問した事を紹介し、清掃業者、保守点検業者、法定検査機関、県及び市町村が連携した認証システムを、本県も標準契約書を導入した事を契機に、認証システムの導入に取り組むべきと提案しました。

 担当者から、今後県としては今後認証システムを研究していきたいとの答弁でした。

 2点目は、阪神大震災や東日本大震災の教訓を活かす事が大事であり、災害時の各団体との協定締結に清掃業者との協定が締結されていない事を取り上げ、県内の団体を県が調整して早期に締結すると共に、認証システムにも繋げていくべきと指摘しました。

 担当者から、清掃業の組合とも協議して早期締結に向けて取り組んで行きたいととの答弁がありました。

 3点目は、本県では法定検査の受検率が44.6%と低く、受検者に不公平感が起きていることから、受検率を高める事が求められている事を指摘し、全国で採水員制度を導入している14県が法定検査の受検率が高く、新潟県が70.2%と全国的に大きくリードしている事を紹介し、本県として採水員制度を導入すべきと提案しました。
 また、その事によって浄化槽設置者の負担の変化や、保守点検業者の管理者が採水員の資格を取って立場に問題が無いのかとの懸念も指摘しました。

 担当者からは、負担の問題も特に無く、点検業者としての立場の問題も特に無く、採水員制度については前向きに導入に向けて取り組みたいとの答弁でした。
 最後に県土整備部の副部長から提案のあった3点について大事問題でもあり、前向きに取り組みたいとの答弁がありました。