経済委員会で質問しました
6月18日の経済委員会・農林水産部の審査がありました。県からTPPに係る県内農林水産団体意向アンケート結果の概要について説明がありました。悪影響があるとの数字が77.1%あり、県としても慎重な対応が求められています。
私の質問の1点は、都道府県では初となる徳島県農業版業務継続計画の策定について、3.11の教訓として復旧・復興に際して地籍調査の重要性が指摘され、2月定例本会議で私も指摘した地籍調査が盛り込まれていない事を取り上げ、県として所管の農林水産部に加えて県土整備部や危機管理部が一体となって政策監が担当について市町村や土地家屋調査士会とも連携を取り、この二年間協力に推進を図るとの答弁が反映されておらず、地籍調査の促進に関する取組みを追加すべきと指摘しました。
これに対して担当者からは追加したいとの答弁がありました。
2点は阿南市の長生町で農家をしている友人から、那賀川の農業用水について長安口ダム、川口ダムの放流が明るい内に水を引き込めない状況があるとの事で、事実関係について状況を聞きました。
担当者からは、土地改良区で調整しているが状況を調査して報告したいとの事でしたが、あらためて再度私も友人から事情を聞いて対応したいと述べました。
3点は過去にも質問した獣医師の不足について質問し、獣医師の選考採用試験の受験状況を聞きました。
担当者からは、8名程度の採用を考えているが現在3名しか申し込んでいないとの報告で、最近は獣医師になってもペットの獣医師を希望する人が多く、牛や馬や豚と言った大型の動物を扱う職場には来ないとの現状と取組みの報告がありました。
BSEや狂牛病や鳥インフルエンザ等を考慮すると獣医師は大事であり、県としての精力的な取組みを要請しました。