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過疎人権対策特別委員会で質問しました

 10月4日、過疎人権対策特別委員会で次の質問をしました。

 まず、色覚バリアフリーの問題を取り上げ、色覚に対して偏見や差別をなくす事から2002年に色覚検査が廃止となったが、色の事故の原因となるような事があってはならないと指摘しました。
 地域福祉課の方で近々色覚バリアフリーについて県としてのマニュアルを作成するとの報告もあり、県の各部での取り組みも聞きました。
 色弱の方は男性は20名に1名、女性は500名に1名の割合でおり、全国で約300万人以上いると言われている事から、県内の人数を聞きましたが担当からは不明との事でした。そこで、最近、色覚補正メガネが開発されている事を紹介し、美術館や図書館等に遠近のメガネと共に色覚補正メガネも置くようにしたらどうかと提案しました。

 次に、県がこの度作成した災害時障害者支援ハンドブックについて、各市町村の障害福祉の主管課に配布するだけでなく、その中の第2部の「障害者のための防災ハンドブック」の部分を障害別に分けて、その障害の方からの意見や要望も聞いて障害別のハンドブックを作成すべきと提案し、担当課長からは検討したいとの答弁でした。

 また、虐待防止法の制定に伴い、各市町村に24時間体制の相談窓口ができた事から、全国にも既に虐待防止条例を制定しているところもある事を指摘して、本県でも検討を進めるべきと思うが県としての考えを聞きました。担当課長からは今後検討したいとの答弁でした。