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総務委員会で質問しました

 2月20日、事前の総務委員会で新年度の事業説明があった後、下記の質問をしました。

問:まず、午前中の公安委員会では「安全・安心な交通環境の整備」を取り上げ、徳島県立障害者交流プラザ周辺の交差点に徳島県警が開発した交通弱者対策として白色LEDを使用した全国初の信号機が設置された事を取り上げ、好評であるとの報道もある事から県警の取り組みを評価すると共に今後の取り組みを聞きました。

答:交通部長から県の工業技術センターとも連携し、開発し、視覚障害者等の交通弱者の方が通行する地域に設置したが今後も必要な箇所に設置していきたい。また、全国にも発信できるよう取り組みたいとの答弁でした。

問:次に、「効果的な運転者施策の推進」を取り上げ、交通事故の六割がむち打ち症であり、その後、脳脊髄液減少症に悩む人が多い事を取り上げ、保険会社等とのトラブルも多いとの事から交通事故の際に警察官が立ち会う事から警察官に対して同症状に対する理解を深めさせる必要性を指摘し、免許センターで免許の更新の際等に脳脊髄液減少症に対する啓発をすべきと指摘しました。

答:交通部長からは県のホームページでも脳脊髄液減少症に対する医療情報が県民に提供されている事から、県警察としても県内各署の交通課長会議で啓発を図っていきたい。また、免許センターでの啓発も検討したいとの答弁でした。

問:続いて、「時代の変化に対応する警察の構築」を取り上げ、警察施設の「女子トイレの整備状況と解放問題」を取り上げ、県内の警察施設の整備状況を聞くと共に本県が治安が高い事から、コンビニがトイレを解放している事を紹介し、交番・駐在所等の施設を高齢者や女性や県民が訪れた際に気軽に利用出来るように解放すべきと指摘しました。

答:女子トイレは県内の警察署はすべて整備、交番はゼロ、駐在所は半分近くが整備されているとの報告で今後、外付けのトイレの設置も含め、県民へのトイレの解放を検討していきたいとの答弁でした。

問:午後からの県民環境部では、昨年末に県内市町村から提出された計画書をまとめた県の汚水処理計画の素案に対するパブリックコメントの公表の時機について質問、付託委員会には浄化槽に対する県民の声を知るためにもパブリックコメントを提出すべきと指摘しました。

答:担当課長から浄化槽に関しては提出したいとの答弁でした。

問:また、昨年の3.11以降の今回の浄化槽の取り組みで災害に強い浄化槽の整備の必要性が表記されていない事は災害の教訓が活かされていないと指摘しました。また、市町村型や一括契約の進展や目標が表記されていない事も前向きな姿勢が欠けていると指摘しました。

答:担当課長からは一括契約方式は現在、鳴門市と神山町で関係者による協議会が設置された事の報告と市町村型の普及の問題点を検証して推進を図っていきたいとの答弁でした。

問:前回の委員会で被災地のガレキ処理について質問した事を取り上げ、その後、国に復興庁が設置された事、東京都に次いで静岡県が受け入れの実証試験を実施した事を取り上げ、本県の姿勢に変化があるのかどうかを聞きました。

答:環境総局長と担当課長からは見解は変っていない事の表明がありました。

問:企画総務部では、昨年の一般質問で中央高校の工業科教室や食堂等の有効利用を取り上げた事で先日、同校を訪問、工業科の教室を視察し、県有財産でもある同校の機材や機器で貞光工業等への有効利用はされているが旋盤やプレス機械等の大型のものの行き先が明確でない事を聞いた事を取り上げ、カウンターパート先の宮城県の工業高校や被災地の町工場への支援を県教委と共に検討すべきと提案しました。

答:管財課長からは土地の有効活用は検討しているが備品等については検討していないが、提案を受けて県教委とも協議したいとの答弁がありました。