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総務委員会で質問をしました

 12月5日の総務委員会の県民環境部の審査で次の質問をしました。

 3.11の東日本大震災から8ヶ月が経った今でもがれき処理が進まない中で、東京都が受入を開始した報道を取り上げ、東京都も安全基準を確認して受入を開始したと思うが、関西広域連合としてカウンターパート方式で支援している宮城県のがれき処理に、本県としても支援すべきであり、受け入れる考えはないか、また直近の県内市町村の協力の調査結果についてはどうかと質問しました。

 環境総局長からは東京都は下水道から放射性物質が検出され、既に対応できる施設がある関係から受入をしているが、放射性物質のセシウムについて、国は1キロ当たり100ベクレル以上が検出された場合に放射性汚染物質としている.。国は8千ベクレルを超えなければ一般廃棄物と同様に埋め立て処分できるとする新たな基準を設けたが、80倍もの差があるのに安心ですよと言われても、はい、そうですかという訳にはいかない。市町村に安全を説明できないとの答弁でした。

 担当課長からは当初、県内24自治体の受入可能自治体は10箇所程度あったが、基準についての不安から現在は0である事が報告されました。

 私からは、地方自治体が安心できる国の明確な基準が無い事から受入が進まないのであれば、地方が安心して受入が出来る基準を明確に出すよう国に対して意見書を提出したらどうかと提案しましたが、閉会日までに各派意見を調整して提出する方向で意見がまとまりました。