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商工労働部の審査で質問しました

 12月9日、経済委員会・商工労働部の審査で下記の質問をしました。

 まず、午前の議論で出た厳しい経済情勢下で退職を迫られる労働者に対して、私から国に対して緊急雇用対策を要望する意見書の提出を提案しました。これについては、委員全会一致で採択され国に提出することになりました。

 次に、先の事前委員会で質問した、過去に失敗した企業者に対して再チャレンジの機会を与えるために実績を積んで欲しいとの指摘では抽象的であり、具体的な基準を作らないと努力のし甲斐がない。基準を作るべきと指摘し、担当課長からは基準作りを研究したいとの答弁を再度確認するとともに早急に作成すべきと要請しました。

 そして、最近の相談を取り上げ、銀行が自分の銀行の残高をまず引いて、残った分が申請者に渡るとの話を引いて、丁寧に一本化して納得の上なら良いが、まず銀行の残高を返済させる姿勢は県としても強く銀行に指導すべきと指摘しました。

 担当課長からは、銀行に対して指導したいとの答弁でした。

 次に、6月議会で取り上げた、県内の100以上の朝市等を観光資源としてネットワーク化し、県が農商連携し、バックアップすべきとの質問の後の県の取り組みを聞きました。そして、県としてパンフレット等を作成すべきと指摘しました。

 担当課長からは、市町村に対して調査をしている、パンフレットも作成したいとの答弁でした。

 最後に、過日の四国横断自動車道建設促進議員連盟で財務省と国土交通省への陳情のあと、観光庁の課長の講演の中で都道府県別の宿泊客数を引いて奈良県に次いで下から2番目である事を指摘し、徳島県の観光振興について質問しました。

 今回、西あわ観光圏で目標が設定されたが、南部や東部は設定しているのか。特に鳴門圏と徳島圏の観光客を増加させる事が大事と指摘し、徳島市と鳴門市がそれそぞれ単独で取り組むのではなく、県が主導して関係者による東部観光振興戦略会議を開催すべきと提案しました。

 また、その中で現在、徳島空港から鳴門行きのバスが無い事を指摘し、今回の空港移転に伴い、空港名が徳島阿波踊り空港と命名された事から、観光の名所であある眉山・阿波踊り会館、徳島駅、ととくとくターミナル、徳島阿波踊り空港、鳴門駅、鳴門グランドホテル、大塚美術館、千畳敷・県立渦の道を結ぶシャトルバスの運行を提案し、関係者による検討と調査費の計上を指摘しました。

 局長や課長からは東部の関係者と連携をとりたい、関係者によるシャトルバスの検討をしてみたいとの答弁がありました。