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農林水産部の審査で質問しました

 12月8日、経済委員会・農林水産部の審査で下記の質問をしました。

 まず、今回、新風・民主クラブから提出されている、個別所得保障が盛り込まれた農林水産振興条例について、集中審議をしました。その中で私は新風・民主クラブの委員に、この条例を絶対通すつもりか、出せば良いとの認識かを聞くと共に、通すつもりなら他会派に説明と同調を求めるべきだがその努力をしたのか。また、現場の農家や漁師等に聞いたと言うが各業界の組合の役員に聞いたのか、また、各組合から個別所得保障の要望を受けたのか。原油高等に対する国の取り組みの効果をどう評価しているのか、何故、昨年の統一選挙の際のマニフェストに所得保障の考えは入っていたのか、出すなら昨年出すべきと思うが何故今出す事になったのかを聞きました。

 しかし、納得のいく説明はありませんでした。所得保証制度は民主党が国会に提出しましたが否決されています。本来、国の制度とすべきであり、本県一県で出来るものではありません。しかも、財源の裏づけもありません。私は現時点では到底理解が得られるとは思えないと判断しました。委員会では県提出の条例案が採択され、新風・民主クラブの案は見なしで否決・廃案となりました。

 次に、私は過日の畜産議員連盟と畜産関係者との意見交換の際に要望のあった、獣医師の適正配置について質問しました。

 鳥インフルエンザ等の安全確保に対して獣医師の役割は大きく、県の状況については不足しているとの答弁で、県としては受験年齢の引き上げや受験機会を年3回にする等地道な取り組みをしている、と答弁がありました。

 また、私は獣医師が民間のペット等の獣医師に流れている事を指摘し、県職員の獣医師の給与の改善や定年の延長等も考慮する必要があると指摘し、人事課にも要望すべきと指摘しました。