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経済委員会で質問しました

 7月1日、農林水産部の審査で次の質問をしました。

質問1. 一般質問で取り上げた県内優先発注制度について、17年度から19年度に掛けて農林水産部発注の県内件数を示し、工事請負は100%に近いが、業務委託は17年82%、18年83%、19年83%とあまり変化が無く、取り組みの努力が見えない。部としての認識を聞きたい。
 また、業務委託の受注件数と金額の1位から5位までの企業を上げ、全て県外業者である事を指摘すると共に、上位5社に県の農林水産部のOBが再就職している状況を質しました。

答弁 工事請負は目標を達成しているが、業務委託は達していない。今後、目標達成に向けて努力したい。OBは2社以外、再就職している。

 私はOBがいるから仕事が取れると単純には思ってはいないが農林水産部とし、知事の県内優先発注制度を重く受け止め、県外優先でなく、県内優先をしっかり図って欲しいと重ねて筒良く要請しました。

質問2. 「ハモ漁師悲鳴・魚価が下落燃料代高騰、採算と取れず廃業危機も」との見出しの本日の地元紙の記事を取り上げ、担当者の感想と対応策について質問しました。また、二月議会で県が鳴門ワカメの新聞広告を出す際に何らかの基準を作成すべきと提言し、この度出来た基準で今回の徳島のブランド品であるハモの支援についても質問しました。

答弁 新聞記事と実感が違うと思った。ここまで大変だとは思っていなかった。7、8月に県内外でPR活動する事になっている。

 私は過日の代表質問で知事もハモのPRに努めるとの答弁を引き、ハモ漁師への支援を重ねて訴えました。

質問3. 本会議で繰越事業の問題を取り上げ、落札後の契約額後に原油高や資材の高騰により、請負業者が厳しい状況に対して、国はその分の支援制度を決めているが本県はどうか。

答弁 昨月20日に土木・農林で国の制度を参考に県としてもそうした場合の支援制度を設けた。

 私は繰越を請け負っている業者に周知徹底を図るべきと指摘しました。

 なお、質問前に、麻名用水土地改良区の要望でもある、麻名用水の取水口の改善について、経済委員会の県内視察もした事から、調査結果の報告が委員会冒頭に無かった事について遺憾の意を表すると共に早期の対応を要請しました。