「全国地方議会サミット2018」(第2日目)

 7月12日9時30分から、
先進事例報告@「地方創生相をリードする議会へ」では、廣瀬克哉法政大学教授の進行で、
「住民との対話から課題解決へ」と題して、目黒章三郎福島県会津若松市議会議長、
「広報改革から展開する議会改革」と題して、東京都あきる野市議会議長、
「自由討議で委員会提言」と題して、ビアンキ・アンソニー愛知県犬山市議会議長、
「委員会代表質問と政策サイクル」と題して、川上文浩岐阜県可児市議会議長から事例報告がありました。

先進事例Aで「政策を実現する議会へ」では、都道府県議会と政令市の中から
「条例マニフェストと議会改革」と題して、尾崎大介東京都議会議長、
「議員提案条例による政策実現」と題して、松本研横浜市議会議長から事例報告がありました。

昼食を挟んで、
「海外の議会制度から議会の多様性を考える」と題して、テレビでも活躍している中林美恵子早稲田大学教授から、アメリカ上院で勤務した体験をもとに、日本の知事や市長と地方議会との関係は、アメリカの大統領と上院下院の議会の関係と良く似ているとの紹介がありました。

 この後、中村健早稲田大学マニフェスト研究会事務局長の進行で、「多様性ある議会に向けた実践と課題」と題してパネルディスカッションがありました。
 パネリストは、全国の女性議長の中から、本間まさよ東京都武蔵野市議会議長、岩永ひさか東京都多摩川市議会議長、白川静子神奈川県茅ヶ崎市議会議長、南千晴群馬県榛東村議会議長(出産後の為ビデオメッセージで参加)。
 それぞれから議員になった動機や議員になっての議会の印象・現状についての報告を交え、女性議員の存在が、議会にどのような変化をもたらしてきたか等、障がいのある議員や妊娠出産等の議会の対応についても現状や意見を交換しました。

 最後に、北川正恭早稲田大学名誉教授から「政策型選挙の実現に向けて」提言、総括があり閉会しました。
 閉会後に、徳島県の元川島町長を務めた中村健事務局長と記念写真におさまりました。