「全国地方議会サミット2018」(第1日目)

 初日の7月11日は13時から東京・早稲田大学大隈講堂で、「全国地方議会サミット2018 議会のチカラで日本創生」に参加しました(ローカルマニフェスト推進議員連盟・マニフェスト大賞実行委員会主催、早稲田大学マニフェスト研究所共催)。

 全国から地方議員や議会事務局の関係者ら、約千名が参加して盛大に開催され、徳島県議会からは私と岩丸副議長、古川広志県議が参加しました。

 13時から西日本豪雨により亡くなられた方への黙祷。その後「地方議会から日本を変える」と題して、北川正恭早稲田大学名誉教授から衆議院議員、三重県知事の経験を通して、知事と議会のあり方について講演がありました。
 尚、北川名誉教授からは公明党の地方議員が260名近く参加している事が紹介され、公明党への感謝の意が表されました。

 続いて「地方創生と地方議会の役割」と題して、元鳥取県知事で片山善博早稲田大学教授の講演があり、鳥取西部地震の当時の知事と議会の関係について、望ましいあり方の話がありました。
 改革といっても急にできるものでなく「積小為大」の二宮尊徳の言葉を紹介して、小さな積み重ねの大切さが大事との指摘がありました。

 次に、大西一史熊本市長から「震災復興と地方創生」と題して、映像パネルを使って熊本地震の際の、公助の限界と住民との対話、共助の大切さが語られました。
 また、災害時の議案のあり方や議会のBCPの条例化について提案もありました。

 次に、国会の審議の関係で急遽参加出来なくなった野田聖子総務大臣の代理で、総務省の安田事務次官から講演がありました。

 続いて、片山善博教授と大西一史市長、北川正恭名誉教授のディスカッションがあり、多くの参考になる示唆が示されました。

 山梨学院大学の江藤俊明教授からは「地方創生時代に求められる議会力」と題して講演がありました。

 続いて、清水克士滋賀県大津市議会事務局長と、月刊「ガバナンス」編集長の千葉茂明氏から、議会改革の体験談がありました。
 最後にお二人に、小林宏子東京都羽村市議会事務局長を加えて「議会力強化の為の議会事務局の変革」と題したパネルディスカッションがありました。
 議員と議会事務局の職員との望ましいあり方について意見交換があり、大変参考になりました。
 17時30分迄大変有意義な研修となりました。