脱炭素社会実現加速化戦略会議が開催

 1月12日午後2時から、私が昨年2月本会議で提案した「脱炭素社会実現戦略会議」が「エコみらいとくしま会議室」で、県の環境部局の職員や徳島県環境審議会の委員らが参加して開催されました。

 県環境審議会の近藤光男会長の進行で「パリ協定が目指す脱炭素化の中での地域の役割」と題してWWFジャパン気候変動・エネルギーグループ長の山岸尚之氏、「気候変動の影響への適応の推進に向けた取組」と題して環境省地球環境局総務課気候変動適応室室長補佐の小沼信之氏からそれぞれ話があり、その後に参加者と質疑応答がありました。

 公明党県議団の私と古川県議も参加してそれぞれ質問もしました。

 私は、一昨年末に公明党県議団主催で開催した環境セミナーで、講師の環境ジャーナリスト枝廣淳子氏が、脱炭素社会実現には電力の種類を考慮した炭素税の導入が大事であると話されたことを紹介して日本や世界の動向をお聞きしました。

 小沼氏からは、世界的に炭素税の導入は効果もあり進んでいるが、日本は今経済等への影響を考え、税方式が良いか他の方策が良いか総合的に様々な検討をしている段階、との返答がありました。

 世界的な視点に立って、地方や地域から情報を発信する事が大事である事が良くわかりました。徳島県としても日本や世界のトップランナーとなれるよう、この戦略会議で具体的な施策が発信できる事を期待しています。