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拉致問題講演会に参加しました

 2月6日午後2時から4時まで、徳島県郷土文化会館・あわぎんホール5階小ホールで法務省「平成23年度人権啓発活動地方委託事業」で拉致問題講演会が開催され、県議会の拉致議員連盟の議員も参加して開催されました。

 始めに、斉藤副知事と拉致議連の会長の木南県議と、「救う会」の陶久会長からの挨拶の後、映画「拉致 私たちは何故、気づかなかったのか!」を鑑賞しました。

 この後、北朝鮮難民救援基金の理事長の加藤博氏が「金正日以後の北朝鮮と拉致、人権問題」と題して講演がありました。

 同氏から、1.金日成の死後と金正日の死後の違い、2.金正日の残した遺産、3.金正恩体制を築けるか、4.北朝鮮体制は崩壊する? 5.拉致、人権状況の改善は、解決策は? の内容に沿って講演がありました。

 特定失踪者の加上大助さんの母親も参加されており、現在の心情を語ってくれました。

 また、質疑に関連して加藤氏から日本の地方でこうした行事を継続的に開催する事が北朝鮮に対して圧力を与える事になり、北朝鮮は日本国内のこうした動きには敏感である事を指摘していました。

 さらに、政府の拉致本部の予算が8億円もあるのに3割しか使われていない事を取り上げ、日本に亡命してきている人全員に対して正確な聞き取りが出来ているかというと疑問であり、朝鮮語が話せ、朝鮮の歴史や習慣に対する理解をもっている人を本部に配置すべきと指摘していました。

 私も県議会の拉致議連の副会長として、もっと拉致問題に対して理解と認識を深めて運動を推進していかねばとあらためて決意をしました。