要約筆記者養成に関する検討会に参加しました

　6月3日午前10時から徳島県工業技術センターの会議室で県の障害福祉課、視聴覚障害者支援センター、NPO法人文字情報支援ひこばえ、徳島県難聴者と支援者の会、徳島県筆記通訳者協会、要約筆記サークルめばえ、要約筆記りぼん、NPO法人テレワーカーズネットワークの関係者が参加して開催され、私もナシの会の会員として参加しました。

　障害福祉課から、3月30日付けで厚生労働省からの通達で、要約筆記者の養成カリキュラムについてとの通達が都道府県に来ている事の報告を受けて、県としてどう対応すべきかの意見交換をしました。

　参加者の自己紹介の後、県の担当者の進行で協議が進められ、現況の説明や問題点や要望がなされました。私も自己紹介で21年前から徳島県聴覚障害者を持つ親の会の皆さんと知り合い、聴覚障害に対する問題を取り上げて来た事や、数年前からナシの会の会員として「耳マーク」と要約筆記の普及に取組んできた事を紹介した後、今回の国の通達の問題点を指摘するとともに、県内の要約筆記の諸問題を県として関係者からの要望や意見をまとめて国に対して提言をすべきと指摘させてもらいました。