高円寺阿波踊りを視察してきました

 8月28日午後4時から「第54回東京・高円寺阿波おどり」を、土井昭一徳島市議と視察してきました。

 昨年、「NPO法人阿波おどり振興協会」を訪れ、武田理事長らから高円寺の阿波踊りの歴史をお聞きすると共に、昨年春に完成した杉並区立の劇場「座・高円寺」を視察した事から、今回、初めて東京・高円寺阿波おどりを視察したものです。

 JR高円寺北口交番で、徳島県出身で高円寺阿波踊りのボランティア活動をしている東京理科大2年生の遠所さんの案内で、座・高円寺を訪れ、田中良杉並区長や同館の館長、芸術監督に挨拶すると共に昨年の完成以来の同館の利用状況等をお聞きしました。

 同館では地元の連や徳島の天水連が踊っていました。地下のあわ踊りホールにはボランティアの学生達が80人近く集まっていました。徳島出身で東京理科大4年生の渋谷さんもいて、徳島出身の学生が活躍しているのを見て嬉しく思いました。

 館長には徳島の阿波踊り会館のように、是非この阿波踊りホールで阿波踊り教室を開催し、東京に阿波踊りファンを増やすためにも実現して欲しいと提案させて頂きました。

 この後、来賓控所を訪れ、武田周吾理事長他役員の皆様に御礼の挨拶をした後、開会式に参加し、石原衆議院議員や田中区長ら来賓と来賓席で拝見させて頂きました。また、杉並区選出のまつば多美子都議と青木さちえ杉並区議ともお会いし、徳島との交流推進を訴えました。

 徳島からは有名連の新のんき連や苔作連等も参加して、本場の阿波踊りの素晴らしさを披露してくれました。

 徳島のように本格的な桟敷はなく、開会前に道路の端にござを引くとあっという間にござは人で一杯になり、歩道からの人が道路に出られないようにしている事やボランティアの人達が飲料水の缶・ビン・ペットボトル等のゴミの回収に取り組んでいる姿に感動しました。

 駅前の案内所には帰国子女達の外国人の案内のボランティアがいて、外国人の案内をしていました。

 28日の徳島新聞にも掲載されていた、徳島県が初めて出した広告も見てきました。私も県として新鮮なっとく号を出す等の何らかのアクションをすべきと提案していたので嬉しく思いました。

 開会式で杉並区と交流している市町村が紹介されましたが、本場の徳島市の紹介がないのが誠に残念でした。連同士の交流が既に長い間続いている事を考慮すると、徳島市は杉並区と姉妹都市を結ぶべきと原市長にも提案していますが、是非とも一日も早い提携を期待したいと思います。

 来年は55回目を迎える事から、徳島県や徳島市としても杉並区や高円寺の協会に対して感謝状を贈呈するとか、何らかのイベントや交流をさらに推進する企画を図るべきと土井市議とも意見交換しました。

 来年は、埼玉県南越谷市の阿波踊りを視察したいと思います。

 

 

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