寄付の募集取締条例が廃止されました
昨年6月定例県議会の一般質問で、寄付募集取締条例の見直し・廃止を取り上げましたが、この2月定例県議会で県警本部から同条例の廃止案が提出され、全会一致で廃止が決定しました。
昨年の四川省大地震の際に、私が顧問をしている縫製会社の組合の会社に勤める中国からの研修生や実習生とともに徳島駅前で街頭募金を実施した時に、警察へ届け出て、申請手続料や道路占用料を取っている事に対して、今回のような人道的な寄付の募集に際しては取るべきではないと強く県警本部長に指摘していたものが今回廃止されたものです。
全国的にも時代に合わないとの理由で、ほとんどの県で廃止されていましたが本県はまだ残っていた珍しい県でした。
支援団体の青年部の幹部をしていた頃、全国の青年部でアフリカの難民救援募金をする際には、全国で何県かがいちいち警察に届け出て募金の許可をもらわなくてはならなかった事から、この条例についてはずーと廃止すべきと思い続けていた事から今回廃止が決定した事は感慨深いものがあります。