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県難聴者と支援者の会に参加しました

 6月21日午後1時半から徳島県障害者交流プラザで、徳島県難聴者と支援者の会の6月定例会に参加しました。

 今回は要約筆記のグループが3団体参加して、難聴者と要約筆記についてお互いの立場から有意義な意見交換がなされました。また、初参加の方々も参加しており、一歩一歩会の広がりがなされている事を実感しました。

 まず、障害者自立支援法が出来て要約筆記が市町村の必須事業となっているにも関わらず、市町村によって未実施の所もある事がわかりました。また、周知が十分でなく、要約筆記者も利用者が少ない事から続かない事などが挙げられ、関係者への周知の必要性を痛感しました。障害者手帳交付の際にそうしたサービスのしおりにも掲載されていない事もわかり、今後、関係者に改善を指摘したいと思います。

 また、周知が図られ、利用者が増えると今30数名の要約筆記者の体制では到底対応できず、県として本格的な養成体制を作る事が求められます。

 本来、この事業は市町村の事業であるにも関わらず、案内チラシはボランティア団体に作らせている事も判り、市町村の取り組みの認識を改めさせていく必要性も感じました。