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憲法記念日に街頭演説をしました

 5月3日午前10時過ぎから、晴天の下、憲法記念日を記念して佐古駅前、タクト前、徳島駅前の三箇所で街頭演説をしました。

 本日の公明新聞に掲載された公明党の憲法記念日アピールを朗読し、公明党の憲法に対する考え方を訴えました。

 その中で、衆参両院憲法審査会に民主党が政局優先の姿勢で審査が行われる事に抵抗している事を批判すると共に、プライバシー権や環境権等の時代の進展に伴うものを現行憲法を補強していく「加憲」が現実的で妥当なものと訴えました。

 また、平和憲法のシンボルとも言うべき第九条については戦争放棄を定めた第一項と戦力不保持を定めた第二項をともに堅持した上で、自衛隊の存在や国際貢献のあり方を「加憲」の対象として書き加えるかどうか検討していく事を訴えました。

 徳島駅前では、第九条の会主催の行事が開催されており、女性の意見が聞こえてきましたが、自衛隊を人殺しの組織と言っていましたが、あまりにも感情的な言い方だなと思いました。今の自衛隊はPKOとかイラクでも戦闘地域ではない所のサマワで学校や病院の補修、水道の整備、道路の補修等の民生部門の支援活動をしており、未だに一発の弾を撃ち合う事はしていません。

 第九条を堅持すると言う立場は同じですが、こうした考え方は自衛隊員やその家族に対して誠に失礼な言い方ではないでしょうか。また、日本にとってアラブ諸国から原油を輸入する日本としてその輸送タンカーが無事に海賊やテロリストから守るために関係諸国がその補給路を守るべく、それ相応の負担をする事は当然と思います。もちろん、憲法に抵触しないように、水と油の補給に法律で限定しています。

 その意味では、自衛隊の国際貢献についても衆参両院の憲法審査会で与野党で国民に見える形でしっかり議論して欲しいと思います。

 また、今回の参院民主党によるまさに職場放棄とも言える一ヶ月以上もの審議拒否で参院の意思を示さないと言う姿勢は、民社党の参院自ら参院不要論を証明していると言わざるを得ないし、良識の府に程遠い姿と思います。

 また、この4月から始まった長寿医療制度についても、一部マスコミや野党の言うような姥捨て山等の批判中傷は財源を示さない無責任な批判や、天引き等感情的な批判である事を指摘すると共に、この医療制度は高齢者が安心して医療を受けられるような医療水準を維持するために改善された制度である事を訴えました。

 時折、手を振って激励してくれる人もおりました。