徳島で見れない映画を見る会・20周年おめでとう2007.12
友人M君のちょっと不謹慎な「名言」が強く心に残っています。
いわく、「演劇が愛人で映画は本妻」。
彼の映画好きは筋金入りで、英検ならぬ映検にも受かっています。
受験しようという気持ちだけでも、「お主、只者ではないな」って感じです。
僕は、越後の縮緬問屋でも映画オタクでもありませんが、
子供の頃から映画が好きなことには人後に落ちないつもりです。
「三丁目の夕日」の時代から、家族で自転車に相乗りして映画館へよく通ったものです。
白黒3本立てや、本邦初の「パートカラー」や「シネマスコープ」に接した時の震えるような感動を今も覚えています。
そんな映画好きが、徳島にも無数にいるのです。
だから、市内から映画館が消えてしまってとても残念です。
北島のあの賑わいぶりといったら…。
いえいえ、たとえ、シネコンが万万が一に西新町再開発ビルにできたとしても、この会の価値は減殺されないでしょう。
シネコンにはかからない、珠玉の映画が次々と創られているのですから。
だからこそ、いつまでも、この「徳島で見れない映画を見る会」の存在が光り輝くのです。
早いものではや20周年。おめでとう。共に喜び合いたいと思います。
幸い、僕は月に一度くらい上京観劇しているので、最近はいつも「たぶん徳島で見れない映画」を必ず見ることにしています。
ほんとは、それも地元で見られたらいいですね。それは、きっと「生涯の楽しみ」になるはずです。
そのためにも、ますます映画仲間の輪が広がりますように!
(三宅 修)