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この孤独に色をつけることはできなくて
誰もがみな何かを抱えたままで
手放すことができないままで
かみしめる唇の痛みだけが
その重みを知ってる
あなたの心の中にいるそのだれかが
だだただ 羨ましくてしかたなくて
その人になって あなたのそばにいられるなら
自分の存在なんて消えてしまってもいい
千年が過ぎました あなたを見失ってから
もう千年待てばいいのですか?
あなたが存在してた あの時代には
もう戻れないことを どう理解すればいいのかと
とまどうばかりで 過ぎる季節を眺めてきました
逢いたいひとが いるならばきっとそれが幸せなのでしょう
もう二度と逢えないと解っていても
そのひとがいてくれることが こころの支えになるのなら
叶わぬ想いは 消したほうが しあわせですか?
この世界で息をしていくことは 哀しいことです
なぜ きづいてしまったのかと その瞬間に消せばよかった
この宇宙のさいごの果てまで
生き続けなければいけない孤独くらい
わかっていたのに うなづいてしまった
ここがいつか 廃墟の星になるその日まで
見続けなければならないのがあなたの運命で
最後のひとりになってしまうまで
ここで待つと言うのがあなたの願いなら
もういちど うまれかわってくる
わたしを またみつけてください
それがあなたと私との 最後の約束だから
あいたいです
ただそれだけを言葉にしたらだめですか?
笑顔がみたいです
それだけで みんながしあわせになれた
声がききたいです
もういちどだけ やさしい声を
話がしたいです
もういちどだけ 名まえをよびたい
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