泣き出しそうなのは空だけじゃなかった

じっと唇をかみ締めて 空を見上げる

ずっと雨の中 立ち尽くして

流してしまいたかった 

 

世の中のつまんなさに 押しつぶされそうで

呼吸を一瞬止めてみる それでも生きなきゃいけないと

溜め息を溜めながら 溺れてしまわない様

 

誰もいないって事に気が付いたら どうしよう

歩いていけなくなった いつまでもこうしていたいのに

先に進むのを押されてる ずっとここで見ていたいのに

 

何かに救われたがってる心だけを 置いていくから

誰かに解ってもらいたがってた 心なんかもういらない

何処かに存在しているはずだった でもね

もう次の空間に歩いていくから 重い荷物はいらないの

軽くステップを踏んで つらいのは最初の一歩だけ

 

駄目だよといわれた方が ずっと楽なのかもしれない

中途半端な優しさで 救われることはない

さらっとね なんで手を離さなかったんだろう

  

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