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銀色の月は 永遠に似て冷たく優しい 幾度生まれ変わってきても その記憶の中のまま 月に恋し 人は夢見 繰り返す輪廻 断ち切れぬ術はなく それを運命と人は呼ぶ
自分よりも大切な存在 その瞬間には世界に唯一人だけ 恋が終わるその瞬間まで 世界で唯一人だけ 遠くなるのは距離感だけじゃなくて 心までが見えなくなるっていう事 声さえも届かない その指先にさえ触れれない それが失うという事 それが現実という事
悪いけど もう行くね いつまでも同じ場所にはいられない それがあたしの生き方 あたしらしさ 君が先に進むのを 今までずっと見てたけど もう潮時 さようなら 冷たい? そうじゃないよと唇で笑う 居心地のいい場所は 君にはもう必要ないって知ってた? 背中を押してあげるから 振り返らずに行って
手を離すのなら 言葉で伝えて 不意にいなくなるのには 馴れてるけど もう終わりにするのなら せめてさよならを口にして エンドレスな別れは嫌い 最後はピリオドを打って 息を殺すように唇を噛む 心を殺すように言葉を捜す 綺麗な終わりなんて どこにもないよ だから最後は 優しく笑って冷たく突き放して
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